2011年05月20日
お・ま・け (お寺トリビア)
・・・オマケです。
さっき、字を書いていて思いついたんだけど、たぶん今から書くことはネット上では決して載っていない(はず)なことで、わざわざブログに書くようなことでもないのかもしれませんが、みなさんは決してご存じないことなので、もしかしたらトリビア的に面白いかもしれん★と思い、ちょっとオマケで書いときます。
曹洞宗では、お寺に関わる「晋山式」のようなお祝いごと、それから「僧侶の葬儀」のような弔事にお金を包むとき、普通の熨斗袋は使いません。
代わりに使うのはこれ↓

これは「可漏」(かろ)と言います。正式には「三つ折り可漏」と言ったりしてます。(他にもいくつか種類がありますが、これが一番メジャーなタイプ
)
左のような状態でお渡しします。「上」と書かれた正方形の紙は三つ折りになっていて、この中にお金を入れます。
右は「拝表(はいひょう)」といって、短冊みたいなもの。ここに自分のお寺の名前や目的(”祝賀”って書いてある部分がそれ。今回は慶事だから。ちなみに弔事は”香資”と書く)を書き入れます。今回は見やすいように出して写真を撮ってみました(笑)
正方形の紙に短冊(拝表)を入れた時、写真のようにちょうど「謹上」と「九拝」が見えるように、と師匠(父)から教わりました。
どうですか?おもしろいでしょ?面白くないか・・・。失礼しました(笑)
さっき、字を書いていて思いついたんだけど、たぶん今から書くことはネット上では決して載っていない(はず)なことで、わざわざブログに書くようなことでもないのかもしれませんが、みなさんは決してご存じないことなので、もしかしたらトリビア的に面白いかもしれん★と思い、ちょっとオマケで書いときます。
曹洞宗では、お寺に関わる「晋山式」のようなお祝いごと、それから「僧侶の葬儀」のような弔事にお金を包むとき、普通の熨斗袋は使いません。
代わりに使うのはこれ↓

これは「可漏」(かろ)と言います。正式には「三つ折り可漏」と言ったりしてます。(他にもいくつか種類がありますが、これが一番メジャーなタイプ

左のような状態でお渡しします。「上」と書かれた正方形の紙は三つ折りになっていて、この中にお金を入れます。
右は「拝表(はいひょう)」といって、短冊みたいなもの。ここに自分のお寺の名前や目的(”祝賀”って書いてある部分がそれ。今回は慶事だから。ちなみに弔事は”香資”と書く)を書き入れます。今回は見やすいように出して写真を撮ってみました(笑)
正方形の紙に短冊(拝表)を入れた時、写真のようにちょうど「謹上」と「九拝」が見えるように、と師匠(父)から教わりました。
どうですか?おもしろいでしょ?面白くないか・・・。失礼しました(笑)