2011年07月31日
【本気のレシピ】夏の定番”ラタトゥイユ”
ご要望(ってあるのだろうか?)にお応えして、”料理が趣味”の泰明がこっそり伝授する秘伝のレシピ(←言い過ぎか)。今日は第一弾です。
(実は・・・妻が高熱を出してダウン・・・
なので一日限定のシングルファーザー(笑) 子供の面倒を見つつ、離乳食を作り、ついでにここぞとばかりに自分が食べたい料理妻が喜んで食べてくれる料理を作ってみました)
夏の野菜をふんだんに使った南仏料理 ラタトゥイユ(ラタトゥーユ)です。

最初にポイント。
今まで何度も作ってきて、いろんなレシピを参考にしてきましたが、真に参考になるまともなレシピは数少ない。その中から、これは!と思うポイントを抽出してみました。
1.ラタトゥイユは”野菜のトマト煮”ではなく、”野菜炒めのトマトソース”である。
*トマト煮ではない。そうしてしまうと、トマトからも他の野菜からも水分が出過ぎて、薄味で水分過多の気持ち悪い”野菜のごった煮”になってしまう。
2.ナスを炒めるときに大量のオリーヴオイルを使う。
*ナスと油の相性は抜群。だからこそ、たっぷりのオリーヴオイルで炒め、油を吸わせる。最終的に、その油がまた旨みとなってトマトソースと合流するので、ここでケチらず、ビビらずたくさん使う。

<材料(約4人分)>
*トマト ・・・3個
*ナス ・・・1~2本
*ズッキーニ・・・1~2本
*パプリカ ・・・1個(黄色が良い)
*ニンニク ・・・1~2カケ
*白ワイン ・・・100cc
*バジル ・・・4~5枚
*オレガノ(あれば)・・・1枝
(ナスやズッキーニは品種や個体差が大きいので、適当に調節してください)
*オリーヴオイル ・・・分量外
*塩・胡椒 ・・・適宜
*しょうゆ ・・・適宜(トマトソースに入れると、酸の角が取れ、まろやかになるような気がするので)
<作り方>
1.ナスとズッキーニは扇形、もしくは半月型し、厚さ1cmほどに切る。(ズッキーニは切った後、放置しておくとネバネバが出るので、炒める直前で良い)
2.トマトは1cm角のサイコロ切りにし、ニンニクはスライスかみじん切りにしておく。パプリカは縦半分にして中の種を取り出し、1.5cm角になる程度に切り分ける。
(トマトを湯剥きに、パプリカの表面を真っ黒に焦がして皮をむく方法もありますが、面倒だし、なんだか勿体ない気がするので、私はやりません。気になる方はご随意に)
3.常温のオリーヴオイルを、フライパンの底が隠れるくらい入れ(かなり入ります)、中火にかけ、水気を切ったナスを入れる。必ず身の面がフライパンに当るようにし、焦げ目がほんのりつくまでは動かさない。かるく塩を振る。焦げ目がうっすら付いたら反対側にひっくり返す。(単純なようですが、ここがポイントです。これをするとしないとでは、全く味が変わりますよ)

4.別鍋に3.をうつし、同じフライパンで続けてズッキーニとパプリカを炒める。ズッキーニはあまり油を吸わないので、オイルは少量でよい。同じようにすこし焦げ目がつくまでは動かさない。塩を軽く振る。
5.3.の鍋に移す。同じフライパンにまたオリーヴを足し、ニンニクを入れる。香りが出てきたらトマトを入れ、炒めるつもりでオイルと乳化させる。白ワインを入れる。アルコールが飛び、全体がソースっぽくなるまで煮詰める。塩を軽く振る。
6.5.のトマトソースを鍋に入れて、蓋をして弱火に掛ける。10分ほど煮込んだら、水分を見て、あまり多いようなら蓋を外して水分を飛ばす。ここでバジルを刻んだものを入れ、味見をする。味がまとまらないようなら、醤油を入れ調節。
全体的に水分が落ち着いてきたら完成。(あまり煮込んだり、かきまぜすぎるとドロドロになるので要注意!)
*****************
これ、今気が付いたんですが、ニンニクを除くと完全な精進料理になるんですね・・・。すごい。でもニンニクなしだと、そっけない味になりそう・・・。
もちろん、味の素やコンソメやベーコンなどは入っていません。だから、出汁がなくて、あんまり美味しくなさそうに感じるかもしれません。でも、野菜をきちんと別々に、そして丁寧に炒めるだけで、香りも味も格段に良くなりますよ。もしウソだと思ったら、全部一緒に煮てみてください。責任持てませんが(笑)
それから、冷たくして召し上がっても美味しいですよ。さらに!塩を足せばパスタのソースにも出来ます。
昔やりましたけど、冷製パスタなんか最高です。
是非お試しください!暑い夏は新鮮な夏野菜で乗り切りましょう!!
(実は・・・妻が高熱を出してダウン・・・

夏の野菜をふんだんに使った南仏料理 ラタトゥイユ(ラタトゥーユ)です。
最初にポイント。
今まで何度も作ってきて、いろんなレシピを参考にしてきましたが、真に参考になるまともなレシピは数少ない。その中から、これは!と思うポイントを抽出してみました。
1.ラタトゥイユは”野菜のトマト煮”ではなく、”野菜炒めのトマトソース”である。
*トマト煮ではない。そうしてしまうと、トマトからも他の野菜からも水分が出過ぎて、薄味で水分過多の気持ち悪い”野菜のごった煮”になってしまう。
2.ナスを炒めるときに大量のオリーヴオイルを使う。
*ナスと油の相性は抜群。だからこそ、たっぷりのオリーヴオイルで炒め、油を吸わせる。最終的に、その油がまた旨みとなってトマトソースと合流するので、ここでケチらず、ビビらずたくさん使う。
<材料(約4人分)>
*トマト ・・・3個
*ナス ・・・1~2本
*ズッキーニ・・・1~2本
*パプリカ ・・・1個(黄色が良い)
*ニンニク ・・・1~2カケ
*白ワイン ・・・100cc
*バジル ・・・4~5枚
*オレガノ(あれば)・・・1枝
(ナスやズッキーニは品種や個体差が大きいので、適当に調節してください)
*オリーヴオイル ・・・分量外
*塩・胡椒 ・・・適宜
*しょうゆ ・・・適宜(トマトソースに入れると、酸の角が取れ、まろやかになるような気がするので)
フランス人に聞いたわけではないので、ラタトゥイユは何を入れたら”ラタトゥイユ”になるのかよく分かりません(笑)
しかし、個人的には玉ねぎやセロリを入れると、甘みや変に味の複雑性が出てくるような気がするので、私は入れません。
このレシピの方が、トマトやナス、ズッキーニと言った夏野菜の味がストレートに伝わってきて美味しいと思います。
<作り方>
1.ナスとズッキーニは扇形、もしくは半月型し、厚さ1cmほどに切る。(ズッキーニは切った後、放置しておくとネバネバが出るので、炒める直前で良い)
2.トマトは1cm角のサイコロ切りにし、ニンニクはスライスかみじん切りにしておく。パプリカは縦半分にして中の種を取り出し、1.5cm角になる程度に切り分ける。
(トマトを湯剥きに、パプリカの表面を真っ黒に焦がして皮をむく方法もありますが、面倒だし、なんだか勿体ない気がするので、私はやりません。気になる方はご随意に)
3.常温のオリーヴオイルを、フライパンの底が隠れるくらい入れ(かなり入ります)、中火にかけ、水気を切ったナスを入れる。必ず身の面がフライパンに当るようにし、焦げ目がほんのりつくまでは動かさない。かるく塩を振る。焦げ目がうっすら付いたら反対側にひっくり返す。(単純なようですが、ここがポイントです。これをするとしないとでは、全く味が変わりますよ)
4.別鍋に3.をうつし、同じフライパンで続けてズッキーニとパプリカを炒める。ズッキーニはあまり油を吸わないので、オイルは少量でよい。同じようにすこし焦げ目がつくまでは動かさない。塩を軽く振る。
5.3.の鍋に移す。同じフライパンにまたオリーヴを足し、ニンニクを入れる。香りが出てきたらトマトを入れ、炒めるつもりでオイルと乳化させる。白ワインを入れる。アルコールが飛び、全体がソースっぽくなるまで煮詰める。塩を軽く振る。
6.5.のトマトソースを鍋に入れて、蓋をして弱火に掛ける。10分ほど煮込んだら、水分を見て、あまり多いようなら蓋を外して水分を飛ばす。ここでバジルを刻んだものを入れ、味見をする。味がまとまらないようなら、醤油を入れ調節。
全体的に水分が落ち着いてきたら完成。(あまり煮込んだり、かきまぜすぎるとドロドロになるので要注意!)
*****************
これ、今気が付いたんですが、ニンニクを除くと完全な精進料理になるんですね・・・。すごい。でもニンニクなしだと、そっけない味になりそう・・・。
もちろん、味の素やコンソメやベーコンなどは入っていません。だから、出汁がなくて、あんまり美味しくなさそうに感じるかもしれません。でも、野菜をきちんと別々に、そして丁寧に炒めるだけで、香りも味も格段に良くなりますよ。もしウソだと思ったら、全部一緒に煮てみてください。責任持てませんが(笑)
それから、冷たくして召し上がっても美味しいですよ。さらに!塩を足せばパスタのソースにも出来ます。
昔やりましたけど、冷製パスタなんか最高です。
是非お試しください!暑い夏は新鮮な夏野菜で乗り切りましょう!!
2011年06月07日
仙台市若林区の写真
このブログで何度もご紹介させていただいている、カレーのフクイ福井英史さんが先日仙台市の若林区で撮ってこられた写真を掲載させていただきます。
福井さんはうちのお檀家様で、知る人ぞ知る激ウマカレーを作られて(そして通販)います。何と元プロボクサーという経歴の持ち主。
なかなか目にすることのできない写真ですので、この大震災を忘れないためにもどうぞご覧ください。










↓ 今日のオマケ(笑)
福井さんが、「ボクシングマガジン」という雑誌に掲載されたそうです。(6月号)
クリックすると大きな画像がご覧いただけます。

↓ 今日のオマケⅡ
”ボクシングマスター”というかなり有名なブログがあるそうで、そこでも福井さんの活動(とカレー)が紹介されています。さっきちらっと拝見しましたが、かなり熱い!そして結構面白い!!
http://ameblo.jp/stanbox7/entry-10914834339.html
福井さんはうちのお檀家様で、知る人ぞ知る激ウマカレーを作られて(そして通販)います。何と元プロボクサーという経歴の持ち主。
なかなか目にすることのできない写真ですので、この大震災を忘れないためにもどうぞご覧ください。
↓ 今日のオマケ(笑)
福井さんが、「ボクシングマガジン」という雑誌に掲載されたそうです。(6月号)
クリックすると大きな画像がご覧いただけます。

↓ 今日のオマケⅡ
”ボクシングマスター”というかなり有名なブログがあるそうで、そこでも福井さんの活動(とカレー)が紹介されています。さっきちらっと拝見しましたが、かなり熱い!そして結構面白い!!
http://ameblo.jp/stanbox7/entry-10914834339.html
2011年05月04日
イケメンシェフの涙
突然ですが、ジェイミー・オリヴァーというイギリス人のイケメンシェフをご存知ですか?
一時期、結構テレビでも放送され、そのルックスとオシャレなレシピで、日本でも有名になりました。
***プロフィール(他サイトより拝借)***
セレブリティー・シェフ。1975年5月27日生まれ。エセックス出身。
実家はエセックス州にあるパブ。ジェイミーは、母親の料理を手伝いながら育った。
16歳でWestminster Catering Collegeに進学。英国内とフランスのレストランで調理師としての経験を積み、ロンドンに戻ってからは菓子職人の責任者として働いた。
その後、有名レストランRiverside Caféで、異例の若さで副責任者に昇進。そこに、英国で人気の料理番組「Two Fat Ladies」のプロデューサーが、ドキュメンタリー番組の取材に現れた。
ジェイミーの個性に目をつけたプロデューサーは、当時21歳のジェイミーを、旧来とは違った新しいタイプの料理ショーの主役に大抜擢した。
その番組「Naked Chef」は、ラフなヘアスタイルとファッションの「一見、今どきの若い男の子」なジェイミーが、テンポ良く今風の喋りを交えながら、誰でも簡単に出来そうな料理を作るのが新鮮な印象を与えて大人気となった。
2005年から、ジェイミーは、英国の学校給食改善運動「Feed Me Better」キャンペーンを推進し、再び政治のスポットライトの下に立つ事となった。チャンネル4と提携して行ったこの試みは多くの英国人の関心を集め、ジェイミーは25万人の嘆願署名をブレア首相に提出。学校給食の質の向上を約束させるに至った。
私生活では、2000年に元モデルのジュールと結婚。ジュールとは子ども時代からの幼馴染で、彼らの通っていた学校は、ジェイミーの実家からほんの200メートルも離れていないところにあるという。
*************こんな人↓

(最近、太ったと思う。輪郭が1周りでかくなってる)
先日、新しい彼のドキュメンタリー番組を見てました。数年前に、イギリスの学校給食を改善させた功績で「サー」の称号を与えられた彼。今度は肥満大国アメリカで、学校給食の革命を起こすのですが、果たして・・・というものです。
まだ1話しか見てませんが、(確か全4話)のっけからすごい。
世界最大の肥満大国にして、最大の肥満率を誇る州(=ウェストヴァージニア州)の、なおかつ州で最悪の市(ハンティントン)に行って、食育改革を起こすというものなんですが、最初にラジオ局に行って、「食事の改善」を訴えます。が、地元のDJの痛烈な皮肉・反発にあって散々な目に遭います。そりゃそうですよね。DJにしてみたら、どこの馬の骨ともわからない若造がいきなり「健康な生活を!健康な食事を!」とわめくのですから、要らんお世話だ、何様のつもりだ、と憤慨するのも至極当然と申せましょう。
彼も負けじと、ラジオのオンエアが終わるや否や「あんなバカは、イギリスだけにしかいないもんだと思ってた」とのたまうセレブシェフ(笑)
私は、ジェイミーが好きです。
何本も番組見てますが、残念ながら”料理が”すごいんじゃなくて、自然体で(=翌日にイタリアで一日シェフをやらなきゃいけないのに、前夜飲み過ぎて、翌日昼ごろまで気持ち悪くてイタリアの海岸でボーっとしているとことか)、ハッキリした物言い(=料理のドキュメンタリーなのに何故か”ピー”と放送禁止用語が何度も何度も入る)そして、理知的じゃなくて感情で動くタイプ。しかも料理も結構適当(笑)プロフィールにはフランスで修行ってあるんですが、大体イタリアンっぽい料理です。もしかしたら、フランスと言ってもニースとかコートダジュール辺りかもれませんが(=料理もイタリアっぽい)
そう言えば、イギリスの失職者を救うため、オーディションをし、自ら料理を教え、自分のお店で働かせて、最後には卒業(他店へ就職)させるというAsayanばりの事業もしてました。あの番組も結構おもしろかったです。
多分、根はとてもいい奴なんだと思います。だってあれだけドキュメンタリー番組に出てたら、ボロが出ますよ普通。でも彼の場合、そのボロもいい感じに”キャラ”になっていて憎めない。感情が先走ってたまに暴走するけど、子ども(発端は自分の子供のためだが、自分のだけじゃなく、イギリス中の子どもことを思って学校給食の改革に乗り出した)の健康と食事について熱く語り過ぎ、涙を流すところも。
今回のアメリカ給食革命編でも、1話最後で、「自分はアメリカと喧嘩をしにきたんじゃない。子どもが無邪気にジャンクフードを食べて、それが原因で肥満となり、平均より10~14年も寿命が短くなる、その現実を変えたくて来たんだ。給食のおばちゃんを傷つけたり、ばかにしたり、役人と喧嘩をしに来たんじゃないんだ。なのに何でわかってもらえないんだろう。」というようなことを切々と語り、最後には涙で話が途切れ途切れに。
でも、彼ならきっとやってくれると思いますよ(笑)いつものアグレッシブさも健在だし、イケメンであることを武器に、結局は給食のおばちゃんも手なずけてしまうでしょう。
それにドキュメンタリーとは言え、海外のものは日本ほど客観性に準拠していないらしいから、或る程度のプロットはあるでしょうし(名前をど忘れしましたが、例の和歌山のクジラ漁を批判するだけの映画も、かなり恣意的な編集をしてますもんね)、別にあの米国のDJのセリフがやらせでも、給食のおばさんが異様な嫌悪感をむき出しにしてるのが演技でも、ジェイミー自身がセレブなのに”普通の男子”を演じるために、敢えていつもボロいヴェスパに乗っているのだって、別段構わないんです。
ただ、彼は本気で子どもの未来の事を、食事という観点から真剣に考えている。それが伝わってくるからいいんですよね。次回も期待して見ることにします。
(追記)
そうそう、1話中に唯一、ジェイミーの協力者として登場するのが、教会の牧師さんなんですが、この人が実に紳士的で、カッコいいんですよ。正にジェントルマンないでたちで、温和な話しぶり(と言っても吹き替えですが・・・笑)が印象的でした。
牧師さんの紹介で、ある信者一家が最初の”食事革命”のターゲット(というか協力者)になるわけですが、これがアメコミに出てきそうなくらい「みんなデ〇」なのです。よく見つけてきたなぁ、と感心するくらい。でも、ここでもジェイミーはジャンクフードの恐ろしさ、適正な食事の大切さを大いに語り、その家族の奥さんは涙を流して改心してました。頑張れ、ジェイミー!
一時期、結構テレビでも放送され、そのルックスとオシャレなレシピで、日本でも有名になりました。
***プロフィール(他サイトより拝借)***
セレブリティー・シェフ。1975年5月27日生まれ。エセックス出身。
実家はエセックス州にあるパブ。ジェイミーは、母親の料理を手伝いながら育った。
16歳でWestminster Catering Collegeに進学。英国内とフランスのレストランで調理師としての経験を積み、ロンドンに戻ってからは菓子職人の責任者として働いた。
その後、有名レストランRiverside Caféで、異例の若さで副責任者に昇進。そこに、英国で人気の料理番組「Two Fat Ladies」のプロデューサーが、ドキュメンタリー番組の取材に現れた。
ジェイミーの個性に目をつけたプロデューサーは、当時21歳のジェイミーを、旧来とは違った新しいタイプの料理ショーの主役に大抜擢した。
その番組「Naked Chef」は、ラフなヘアスタイルとファッションの「一見、今どきの若い男の子」なジェイミーが、テンポ良く今風の喋りを交えながら、誰でも簡単に出来そうな料理を作るのが新鮮な印象を与えて大人気となった。
2005年から、ジェイミーは、英国の学校給食改善運動「Feed Me Better」キャンペーンを推進し、再び政治のスポットライトの下に立つ事となった。チャンネル4と提携して行ったこの試みは多くの英国人の関心を集め、ジェイミーは25万人の嘆願署名をブレア首相に提出。学校給食の質の向上を約束させるに至った。
私生活では、2000年に元モデルのジュールと結婚。ジュールとは子ども時代からの幼馴染で、彼らの通っていた学校は、ジェイミーの実家からほんの200メートルも離れていないところにあるという。
*************こんな人↓

(最近、太ったと思う。輪郭が1周りでかくなってる)
先日、新しい彼のドキュメンタリー番組を見てました。数年前に、イギリスの学校給食を改善させた功績で「サー」の称号を与えられた彼。今度は肥満大国アメリカで、学校給食の革命を起こすのですが、果たして・・・というものです。
まだ1話しか見てませんが、(確か全4話)のっけからすごい。
世界最大の肥満大国にして、最大の肥満率を誇る州(=ウェストヴァージニア州)の、なおかつ州で最悪の市(ハンティントン)に行って、食育改革を起こすというものなんですが、最初にラジオ局に行って、「食事の改善」を訴えます。が、地元のDJの痛烈な皮肉・反発にあって散々な目に遭います。そりゃそうですよね。DJにしてみたら、どこの馬の骨ともわからない若造がいきなり「健康な生活を!健康な食事を!」とわめくのですから、要らんお世話だ、何様のつもりだ、と憤慨するのも至極当然と申せましょう。
彼も負けじと、ラジオのオンエアが終わるや否や「あんなバカは、イギリスだけにしかいないもんだと思ってた」とのたまうセレブシェフ(笑)
私は、ジェイミーが好きです。
何本も番組見てますが、残念ながら”料理が”すごいんじゃなくて、自然体で(=翌日にイタリアで一日シェフをやらなきゃいけないのに、前夜飲み過ぎて、翌日昼ごろまで気持ち悪くてイタリアの海岸でボーっとしているとことか)、ハッキリした物言い(=料理のドキュメンタリーなのに何故か”ピー”と放送禁止用語が何度も何度も入る)そして、理知的じゃなくて感情で動くタイプ。しかも料理も結構適当(笑)プロフィールにはフランスで修行ってあるんですが、大体イタリアンっぽい料理です。もしかしたら、フランスと言ってもニースとかコートダジュール辺りかもれませんが(=料理もイタリアっぽい)
そう言えば、イギリスの失職者を救うため、オーディションをし、自ら料理を教え、自分のお店で働かせて、最後には卒業(他店へ就職)させるというAsayanばりの事業もしてました。あの番組も結構おもしろかったです。
多分、根はとてもいい奴なんだと思います。だってあれだけドキュメンタリー番組に出てたら、ボロが出ますよ普通。でも彼の場合、そのボロもいい感じに”キャラ”になっていて憎めない。感情が先走ってたまに暴走するけど、子ども(発端は自分の子供のためだが、自分のだけじゃなく、イギリス中の子どもことを思って学校給食の改革に乗り出した)の健康と食事について熱く語り過ぎ、涙を流すところも。
今回のアメリカ給食革命編でも、1話最後で、「自分はアメリカと喧嘩をしにきたんじゃない。子どもが無邪気にジャンクフードを食べて、それが原因で肥満となり、平均より10~14年も寿命が短くなる、その現実を変えたくて来たんだ。給食のおばちゃんを傷つけたり、ばかにしたり、役人と喧嘩をしに来たんじゃないんだ。なのに何でわかってもらえないんだろう。」というようなことを切々と語り、最後には涙で話が途切れ途切れに。
でも、彼ならきっとやってくれると思いますよ(笑)いつものアグレッシブさも健在だし、イケメンであることを武器に、結局は給食のおばちゃんも手なずけてしまうでしょう。
それにドキュメンタリーとは言え、海外のものは日本ほど客観性に準拠していないらしいから、或る程度のプロットはあるでしょうし(名前をど忘れしましたが、例の和歌山のクジラ漁を批判するだけの映画も、かなり恣意的な編集をしてますもんね)、別にあの米国のDJのセリフがやらせでも、給食のおばさんが異様な嫌悪感をむき出しにしてるのが演技でも、ジェイミー自身がセレブなのに”普通の男子”を演じるために、敢えていつもボロいヴェスパに乗っているのだって、別段構わないんです。
ただ、彼は本気で子どもの未来の事を、食事という観点から真剣に考えている。それが伝わってくるからいいんですよね。次回も期待して見ることにします。
(追記)
そうそう、1話中に唯一、ジェイミーの協力者として登場するのが、教会の牧師さんなんですが、この人が実に紳士的で、カッコいいんですよ。正にジェントルマンないでたちで、温和な話しぶり(と言っても吹き替えですが・・・笑)が印象的でした。
牧師さんの紹介で、ある信者一家が最初の”食事革命”のターゲット(というか協力者)になるわけですが、これがアメコミに出てきそうなくらい「みんなデ〇」なのです。よく見つけてきたなぁ、と感心するくらい。でも、ここでもジェイミーはジャンクフードの恐ろしさ、適正な食事の大切さを大いに語り、その家族の奥さんは涙を流して改心してました。頑張れ、ジェイミー!
タグ :ジェイミー
2011年04月04日
坊さんが作るイタリア料理(?)
「泰明のストレス解消方法は?」
これ、極めて珍しい、というか(自分で言うのもなんですが・・・)”変わってる”と思うのですが、私はストレスがたまると無性に料理を作りたくなります。(家人曰く「便利な性格」らしいですが・・・笑)
たぶん、何かを作っているのが性に合っているんだと思います。自分の部屋の机や棚も全部作っているし、料理も、材料を買いながら作る料理のイメージを膨らませるところから好きです。
さて、昨夜は疲れとちょっとしたストレス(ごく私的な
)があったのと、たまたま従兄弟が来ることになっていたので、私が料理を作っておもてなしをしました。
事前に彼にリクエスト「何食べたい?」と聞くと、「『毎日がイタリアン』みたいな料理」と返されてしまいました。『毎日がイタリアン』って何だっけ?、検索するとNHKの”StyleUp!”でやってたやつですね。あの美人の先生の(笑)そういえば、結構自分も見てました。
海外の料理番組、これに限らずビル・グレンジャー(オーストラリア)とかジェイミー・オリヴァー(イギリス)のものって調理スタジオのインテリアとか、カメラアングルとか曲とか(ビル・グレンジャーはいっつもジャック・ジョンソンみたいな曲)センスがいいです。ホントに何かのPV見てるみたいです。
と、いうことで、ジャーダ先生のレシピをいくつか見てみました。ご丁寧に本家アメリカのウェブサイトに掲載されているレシピを和訳してブログに載せてくださってる方もいらっしゃいまして、とても勉強になりました・・・が・・・食材が豊橋では手に入らない・・・(涙)
なので、調理時間もない(1時間半)ので、”それらしい”料理を作ってみました。参考にしているレシピはないので、もし気になる料理がございましたら「レシピ教えて!」と言ってくだされば、(そんな稀有な方がいらしゃるのか?)、レシピも載せる、かも・・・です?!。あっ、それから従兄弟は一般人ですので(?)、「精進料理じゃないの??」という突っ込みは受け付けません(笑)

【自家製アンチョビドレッシングのシーフードサラダ】
ルッコラやレタスは何と義父の自家栽培!!まずいはずがないのです(笑)ミックスビーンズとオリーブがアクセントになっています。

【イノシシ肉のソーセージ】
茹でただけ(笑)義弟からのいただきものです。お肉の食感がしっかりしています。クセはなく、おいしいですよ。

【骨付き鶏の白ワイン煮】
適当に作った割には好評だった一品です。ワインをたっぷり入れて煮込みます。

【カニクリームトマトソースのペンネ】
これも料理のうちに入らないかも・・・ソースは出来合い。でもこのソースは本当においしいです。

【ハチミツを擦り込んだ渥美豚のソテー バルサミコソース】
ハチミツを塗りこんで味を付けた豚バラを焼き、最後に赤ワインとバルサミコ酢でソースを作ります。豚バラの脂っぽさが、酸味のきいたソースで中和されています。
・・・食べ盛りの従兄弟のために肉肉しい+オイリーな料理(笑)を作りました。私も食べすぎた訳じゃないのに、次の日ちょっと胃もたれしてました。年かな・・・
これ、極めて珍しい、というか(自分で言うのもなんですが・・・)”変わってる”と思うのですが、私はストレスがたまると無性に料理を作りたくなります。(家人曰く「便利な性格」らしいですが・・・笑)
たぶん、何かを作っているのが性に合っているんだと思います。自分の部屋の机や棚も全部作っているし、料理も、材料を買いながら作る料理のイメージを膨らませるところから好きです。
さて、昨夜は疲れとちょっとしたストレス(ごく私的な

事前に彼にリクエスト「何食べたい?」と聞くと、「『毎日がイタリアン』みたいな料理」と返されてしまいました。『毎日がイタリアン』って何だっけ?、検索するとNHKの”StyleUp!”でやってたやつですね。あの美人の先生の(笑)そういえば、結構自分も見てました。
海外の料理番組、これに限らずビル・グレンジャー(オーストラリア)とかジェイミー・オリヴァー(イギリス)のものって調理スタジオのインテリアとか、カメラアングルとか曲とか(ビル・グレンジャーはいっつもジャック・ジョンソンみたいな曲)センスがいいです。ホントに何かのPV見てるみたいです。
と、いうことで、ジャーダ先生のレシピをいくつか見てみました。ご丁寧に本家アメリカのウェブサイトに掲載されているレシピを和訳してブログに載せてくださってる方もいらっしゃいまして、とても勉強になりました・・・が・・・食材が豊橋では手に入らない・・・(涙)
なので、調理時間もない(1時間半)ので、”それらしい”料理を作ってみました。参考にしているレシピはないので、もし気になる料理がございましたら「レシピ教えて!」と言ってくだされば、(そんな稀有な方がいらしゃるのか?)、レシピも載せる、かも・・・です?!。あっ、それから従兄弟は一般人ですので(?)、「精進料理じゃないの??」という突っ込みは受け付けません(笑)
【自家製アンチョビドレッシングのシーフードサラダ】
ルッコラやレタスは何と義父の自家栽培!!まずいはずがないのです(笑)ミックスビーンズとオリーブがアクセントになっています。
【イノシシ肉のソーセージ】
茹でただけ(笑)義弟からのいただきものです。お肉の食感がしっかりしています。クセはなく、おいしいですよ。
【骨付き鶏の白ワイン煮】
適当に作った割には好評だった一品です。ワインをたっぷり入れて煮込みます。
【カニクリームトマトソースのペンネ】
これも料理のうちに入らないかも・・・ソースは出来合い。でもこのソースは本当においしいです。
【ハチミツを擦り込んだ渥美豚のソテー バルサミコソース】
ハチミツを塗りこんで味を付けた豚バラを焼き、最後に赤ワインとバルサミコ酢でソースを作ります。豚バラの脂っぽさが、酸味のきいたソースで中和されています。
・・・食べ盛りの従兄弟のために肉肉しい+オイリーな料理(笑)を作りました。私も食べすぎた訳じゃないのに、次の日ちょっと胃もたれしてました。年かな・・・
