2011年08月06日
フリースタイル -1-
これは取り上げねばなりません!
遂に(?)僧侶が一面特集です(笑)
8月6日付・朝日新聞土曜版be(青)、一面のインタビュー記事『フロントランナー』には、浄土宗の僧侶 池口龍法師がピックアップされています。1980年生まれ、学年こそ違いますが、私と同じ年!!
彼は「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」の編集長。
長いタイトルの通り、宗派を超えた執筆陣(僧侶)と、時にアヴァンギャルドとも取れる紙面、それを支えるデザイナーやライターたち。自殺遺族やホームレスの支援に奔走する試みがあれば、真言密教の儀式を守って修行に励む人、仏教の教えを社会に提供していく「応用仏教学」を主張する京大助教授の主張など、様々な切り口の”仏教”が紙面をにぎわします。

ある意味では、奇しくも先日取り上げた超宗派のネット寺院“彼岸寺”のスタイルに近いものがあります。
(どうでもいいですが、今回の池口師もやっぱり高学歴・・・京大出みたいです・・・みんな頭良いんだなぁ・・・笑)
現代に生きる僧侶が抱く共通の危機意識・疑問なのか、ご多分に漏れず池口師も「同世代に仏教は必要なのだろうか」と思い悩み、プログラマーになろうとした時期もあったそう。悩んだ末に作ったのがフリーペーパーでした。
渋谷のフリーペーパー専門店で「お坊さんがつくったフリーペーパー」として紹介され、200部が瞬く間になくなり、現在では1万部を発行しています。
読者の反応は・・・これは私も意外だったのですが・・・想像以上に「話を聞いて欲しい」という方が多いようです。自殺したいとか出家したいとか、サラリーマンの悩みがメールで届きます。特に東日本大震災の後に増えたようです。
やっぱり人々は”くそ坊主”と言っていても、どこかで”頼りたい”という気持ちがあるのでしょうね。ここは大事なところ。僧侶はこの気持ちを真摯に受け止める度量が必要です。
実は今回、興味深いと思ったのは、彼の語りや思考ではなく、インタビュアーの質問内容です。次回はそれを取り上げます。
遂に(?)僧侶が一面特集です(笑)
8月6日付・朝日新聞土曜版be(青)、一面のインタビュー記事『フロントランナー』には、浄土宗の僧侶 池口龍法師がピックアップされています。1980年生まれ、学年こそ違いますが、私と同じ年!!
彼は「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」の編集長。
長いタイトルの通り、宗派を超えた執筆陣(僧侶)と、時にアヴァンギャルドとも取れる紙面、それを支えるデザイナーやライターたち。自殺遺族やホームレスの支援に奔走する試みがあれば、真言密教の儀式を守って修行に励む人、仏教の教えを社会に提供していく「応用仏教学」を主張する京大助教授の主張など、様々な切り口の”仏教”が紙面をにぎわします。

ある意味では、奇しくも先日取り上げた超宗派のネット寺院“彼岸寺”のスタイルに近いものがあります。
(どうでもいいですが、今回の池口師もやっぱり高学歴・・・京大出みたいです・・・みんな頭良いんだなぁ・・・笑)
現代に生きる僧侶が抱く共通の危機意識・疑問なのか、ご多分に漏れず池口師も「同世代に仏教は必要なのだろうか」と思い悩み、プログラマーになろうとした時期もあったそう。悩んだ末に作ったのがフリーペーパーでした。
渋谷のフリーペーパー専門店で「お坊さんがつくったフリーペーパー」として紹介され、200部が瞬く間になくなり、現在では1万部を発行しています。
読者の反応は・・・これは私も意外だったのですが・・・想像以上に「話を聞いて欲しい」という方が多いようです。自殺したいとか出家したいとか、サラリーマンの悩みがメールで届きます。特に東日本大震災の後に増えたようです。
やっぱり人々は”くそ坊主”と言っていても、どこかで”頼りたい”という気持ちがあるのでしょうね。ここは大事なところ。僧侶はこの気持ちを真摯に受け止める度量が必要です。
実は今回、興味深いと思ったのは、彼の語りや思考ではなく、インタビュアーの質問内容です。次回はそれを取り上げます。