2011年12月29日
年末窮尽
なんだかんだいっても、もう今年もあと僅かですね。
いつも以上に慌ただしく感じる2011年、年末。
加えて、本当にいろんなことがありました。このブログを始めたのも2011年。震災も台風も、ドイツ公演も、そして西光寺の法要、行事、護持会に対しての新しい試みも、全てこの一年にあったと思うと、何かしら“途方もなさ”を感じます。来年はどんな年になるんだろう。いや、どんな年にしたいのか、その為にどんな生き方をしたいのか。この慌ただしさの狭間で自問自答です。
そんな訳で(どんな訳??)、ここ一週間ほどダイジェスト。
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体調が良くないのは相変わらず。鼻声が治らず、ずっと気持ち悪い思いをしています。お弔いも続いているのに、いつまでもこんな声だと亡き方も浮かばれん、と反省。
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2●日、泰明が住職をつとめるお寺の関係で年末総会。豊川のあるエリアのお寺の集まりです。今回から私が幹事。
宴席中、さる葬儀社社長さんからこんなお話を。
「うちにもね、『火葬だけやってください』って方がくるんですよ。でもね、そういう方にははっきりこう言うんですよ。
『うちは生ゴミ業者じゃない。“焼くだけ”なんてのは葬儀社のすることではない。5分でも10分でもいいから、お経をあげてもらうなり、宗教者に供養してもらいなさい。お金がないんだったら、(僧侶を)紹介してあげるから。1万でも2万でも、ちゃんと供養してもらえますよ。』って言うんですよ。」
「だからね、お坊さんももっと自信を持って『葬儀とは、これこれこういうものです。だからキチンとつとめましょう』と言わないと。」
誠に有り難い箴言を頂戴しました。
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2●日、市内某所にてアコースティックライブ。
毎年某所(=飲食店)の周年を祝うライブに出演させていただいています。今年で・・・6回目?くらい??毎年、幼なじみ(ボーカル)と2人で出ているのですが、今回は豊橋教会の金子牧師さんと夢のコラボ!
曲は2曲。ギターの神様、エリック・クラプトンのアコースティックライブ(MTV “Unplugged”)より2曲。もちろん、泰明も高校生の頃に聞いていましたので、牧師さんに「これやろうよ」と言われたときには二つ返事でした。
<San Francisco Bay Blues>
本当に楽しかった~。「いつかはやりたい」と思っていたことが、ご縁の積み重ねで実現できた気がして、うれしかった。牧師さん、ありがとうございました!ちょっと反省すべき点は、お互い職業病なのか“MCが長すぎ・・・” ま、これに懲りずにモニョモニョ(笑)
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2●日、日中。
年末は大勢のお檀家さまがお参りに来られ、年末のご挨拶に来てくださいます。そのため、玄関のチャイムがひっきりなしに鳴るという状態。これに加えて新年の準備やお掃除を同時進行で行っているので、年末は慌ただしいんですね。
そしてあるお檀家さんが来られました。(個人的なことなので、あまり詳しくは書けませんが)ここ数年、ずっと体調が思わしくなく、遠方にお住まいの実姉宅へ移られ、そこから治療を続けられているそうです。その方がお盆ぶりにお寺に来てくださいました。
聞けば、体は良くはならず、いろんな箇所で老化が進んでいるそう。「良くはならないんですよね・・・」と寂しそうに言われたのが印象的でした。
こんなとき、お話をお伺いするくらいしかできないことが、本当に歯がゆい。
でも、帰られるときに玄関先で振り返られ、
「若(=泰明)の元気な顔を見られて、よかった。」と、勿体ないお言葉を掛けてくださいました。この例えようもない有り難さ、まるで寒空の下、凛と咲く一輪の梅花を見せてもらったような、まさに“愛語”を頂きました。合掌。
(蛇足)
愛語とは・・・思いやり、相手のことを慈しんでかける言葉のこと。
大乗仏教の理想像(理想の僧侶)である”菩薩”の大きな4つの行願の1つ。
いつも以上に慌ただしく感じる2011年、年末。
加えて、本当にいろんなことがありました。このブログを始めたのも2011年。震災も台風も、ドイツ公演も、そして西光寺の法要、行事、護持会に対しての新しい試みも、全てこの一年にあったと思うと、何かしら“途方もなさ”を感じます。来年はどんな年になるんだろう。いや、どんな年にしたいのか、その為にどんな生き方をしたいのか。この慌ただしさの狭間で自問自答です。
そんな訳で(どんな訳??)、ここ一週間ほどダイジェスト。
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体調が良くないのは相変わらず。鼻声が治らず、ずっと気持ち悪い思いをしています。お弔いも続いているのに、いつまでもこんな声だと亡き方も浮かばれん、と反省。
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2●日、泰明が住職をつとめるお寺の関係で年末総会。豊川のあるエリアのお寺の集まりです。今回から私が幹事。
宴席中、さる葬儀社社長さんからこんなお話を。
「うちにもね、『火葬だけやってください』って方がくるんですよ。でもね、そういう方にははっきりこう言うんですよ。
『うちは生ゴミ業者じゃない。“焼くだけ”なんてのは葬儀社のすることではない。5分でも10分でもいいから、お経をあげてもらうなり、宗教者に供養してもらいなさい。お金がないんだったら、(僧侶を)紹介してあげるから。1万でも2万でも、ちゃんと供養してもらえますよ。』って言うんですよ。」
「だからね、お坊さんももっと自信を持って『葬儀とは、これこれこういうものです。だからキチンとつとめましょう』と言わないと。」
誠に有り難い箴言を頂戴しました。
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2●日、市内某所にてアコースティックライブ。
毎年某所(=飲食店)の周年を祝うライブに出演させていただいています。今年で・・・6回目?くらい??毎年、幼なじみ(ボーカル)と2人で出ているのですが、今回は豊橋教会の金子牧師さんと夢のコラボ!
曲は2曲。ギターの神様、エリック・クラプトンのアコースティックライブ(MTV “Unplugged”)より2曲。もちろん、泰明も高校生の頃に聞いていましたので、牧師さんに「これやろうよ」と言われたときには二つ返事でした。
<San Francisco Bay Blues>
本当に楽しかった~。「いつかはやりたい」と思っていたことが、ご縁の積み重ねで実現できた気がして、うれしかった。牧師さん、ありがとうございました!ちょっと反省すべき点は、お互い職業病なのか“MCが長すぎ・・・” ま、これに懲りずにモニョモニョ(笑)
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2●日、日中。
年末は大勢のお檀家さまがお参りに来られ、年末のご挨拶に来てくださいます。そのため、玄関のチャイムがひっきりなしに鳴るという状態。これに加えて新年の準備やお掃除を同時進行で行っているので、年末は慌ただしいんですね。
そしてあるお檀家さんが来られました。(個人的なことなので、あまり詳しくは書けませんが)ここ数年、ずっと体調が思わしくなく、遠方にお住まいの実姉宅へ移られ、そこから治療を続けられているそうです。その方がお盆ぶりにお寺に来てくださいました。
聞けば、体は良くはならず、いろんな箇所で老化が進んでいるそう。「良くはならないんですよね・・・」と寂しそうに言われたのが印象的でした。
こんなとき、お話をお伺いするくらいしかできないことが、本当に歯がゆい。
でも、帰られるときに玄関先で振り返られ、
「若(=泰明)の元気な顔を見られて、よかった。」と、勿体ないお言葉を掛けてくださいました。この例えようもない有り難さ、まるで寒空の下、凛と咲く一輪の梅花を見せてもらったような、まさに“愛語”を頂きました。合掌。
(蛇足)
愛語とは・・・思いやり、相手のことを慈しんでかける言葉のこと。
大乗仏教の理想像(理想の僧侶)である”菩薩”の大きな4つの行願の1つ。
この記事へのコメント
またやろうぜ
Posted by kanegon
at 2011年12月30日 21:49

もちろんです!!
Posted by 泰明@西光寺
at 2011年12月31日 11:06
