2011年06月02日
ソニック号と大分県民と別府温泉について
そして先週の土曜日(5月28日)には永平寺の修行仲間の結婚式へ。大分県まで行ってきました。かなり強行スケジュールでした・・・。
朝9時の新幹線で名古屋へ。そこからのぞみに乗り換え小倉まで。行きは田原市に住む同じ修行仲間と2人で。あいにくの雨でしたが、彼も赤羽根の法要に出ていたし、まぁその話で盛り上がってしまい、あっという間に小倉へ。
小倉ではソニック号に乗り換えて別府まで。
私はまったく電車に疎いので、全然知りませんでしたが、このソニック号ってすごく個性的!何が個性的かってエクステリアもインテリアもメカニカル。どことなくガンダムっぽい(笑)
今思い出せば、電車がホームに滑り込むときに何人かが写メを撮っていました。有名な電車なんでしょうね。

インテリアがとてもよかった。白い鉄板を基調として、ナチュラルのプライウッドのフローリングと窓下に設えられたドリンク&フードテーブル。シートの向きを変えるときに持つシート上部の取っ手も木製。同じく白の鉄板でできたシートに赤いファブリックが組み合わされ、どことなく北欧的なニュアンスも感じられました。ヘッドレストなんてミッキーマウスみたいだったもん(笑)少なくとも日本の電車ではないような雰囲気でした。フランスのTGVもインテリアが素敵でしたが、このソニックも負けてはいません。

あ、ちなみに今回もカメラを忘れたので、全然写真はありません。あしからず。(これらはいろんなとこからの借り物写真・・・汗)
で、無事に披露宴会場に到着して披露宴。何と!4時間!!37卓!!!この話は別のログで。
当初の計画では、15:30開宴の披露宴が、どんなに遅くても19時には終わっていると踏んでいました。そして会場から夜行バスの乗り場までタクシーで20分ちょっと。バスは20:25なので、一時間くらいは自由時間があると思っていました。
が、何度時計を見ても、披露宴終了時点で既に19:35(笑)慌ててスーツから普段着に着替え、フロントにタクシーを呼んでもらい(市街地ではないので10分ほどかかる)、タクシーに飛び乗りました。
せっかくこんな遠くまで来て、しかも日本にその名をはせる別府温泉。何もしないで帰ったら勿体ないことこの上ない。下準備ではバス停から徒歩5分くらいのところに別府高等温泉という大正時代に建設されたレトロな公衆温泉があるとチェックしていました。

が、この時間では無理。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
このタクシーの運転手さんが非常に良い方で、気さくに話しかけてきてくれました。私が夜行で帰ると申し上げると、「福岡までかい?」と聞かれるので「いいえ、名古屋までなんです」とお答えすると心底驚いた様子。
滞在時間僅か6時間程度で、とんぼ返りをする私を気の毒に思ってくださり、「せっかく別府まで来たんだから」と、何とか温泉に入る時間を作ろうと飛ばす飛ばす。(ちらっと見えたスピードメーターの数字は内緒です
)しまいにはバス停も指差して教えてくれ、温泉までの道案内もしつつ、温泉手前の信号で止まった時は「じゃあここでメーター切るから。そうすれば着いてすぐに(タクシーから)出られるでしょ。」と清算までしてくれ、結局、諦めかかった温泉への望みは叶ったのでした。
結局、このタクシーの運手さんのご厚意で、念願の高等温泉も満喫できました。思った通り、非常にレトロなつくりで、浴槽も狭いですが時代を感じさせる、ステキなお風呂でした。しかも私1人。申し訳ないような気分でした。洗い場も2つしかなく、低温と高温それぞれの浴槽も数人入ったらいっぱいになるような狭さ。脱衣所から幅も狭く急な階段を下りると、そこが浴場になっています。階段下のスペースが低温のお風呂で、天井が低く、逆に高温の浴槽部は天井が高い。配管がむき出しになっていて、時代の重さを感じさせます。

ちなみに、ここは高等風呂と言って300円。もう一つ同じ建物に市民用(?)のもっと廉価なお風呂があるそう。次に来られる可能性は低いですが、それでも、もしチャンスがあったら入ってみたいです。
心も体もあったまり、夜行バスへ。11時間という想像を絶する長旅(笑)よく考えたら、夜通しバスに乗るのは、高校生の頃、友人たちと行ったスキーツアー以来かも。
3列独立シートで、快適に寝られる・・・と思った私が浅はかでした。
そう、「水曜どうでしょう」でもおなじみ、魔の夜行バスなのです(笑)だって翌朝の大泉くんとか鈴井さんの顔を思い出してください。あれですよ。あれ。寝不足と変な体勢で私もそうなっていたんだろうなぁ。まぁ髪がないので寝癖はないけど(笑)
このバスの乗務員さんがとってもいい人たちで、最前列だった私に何かと気を遣ってくださり、改めてあったかい大分県の方々のお人柄に触れることができました。大分県のみなさん、ホントにありがとうございました。
無事、時間通り7:40に名古屋まで着くと、すぐに名鉄に飛び乗って無事に豊橋まで帰ってきたのでした。ちゃんと日曜の法事もおつとめできたし。めでたしめでたし
朝9時の新幹線で名古屋へ。そこからのぞみに乗り換え小倉まで。行きは田原市に住む同じ修行仲間と2人で。あいにくの雨でしたが、彼も赤羽根の法要に出ていたし、まぁその話で盛り上がってしまい、あっという間に小倉へ。
小倉ではソニック号に乗り換えて別府まで。
私はまったく電車に疎いので、全然知りませんでしたが、このソニック号ってすごく個性的!何が個性的かってエクステリアもインテリアもメカニカル。どことなくガンダムっぽい(笑)
今思い出せば、電車がホームに滑り込むときに何人かが写メを撮っていました。有名な電車なんでしょうね。

インテリアがとてもよかった。白い鉄板を基調として、ナチュラルのプライウッドのフローリングと窓下に設えられたドリンク&フードテーブル。シートの向きを変えるときに持つシート上部の取っ手も木製。同じく白の鉄板でできたシートに赤いファブリックが組み合わされ、どことなく北欧的なニュアンスも感じられました。ヘッドレストなんてミッキーマウスみたいだったもん(笑)少なくとも日本の電車ではないような雰囲気でした。フランスのTGVもインテリアが素敵でしたが、このソニックも負けてはいません。

あ、ちなみに今回もカメラを忘れたので、全然写真はありません。あしからず。(これらはいろんなとこからの借り物写真・・・汗)
で、無事に披露宴会場に到着して披露宴。何と!4時間!!37卓!!!この話は別のログで。
当初の計画では、15:30開宴の披露宴が、どんなに遅くても19時には終わっていると踏んでいました。そして会場から夜行バスの乗り場までタクシーで20分ちょっと。バスは20:25なので、一時間くらいは自由時間があると思っていました。
が、何度時計を見ても、披露宴終了時点で既に19:35(笑)慌ててスーツから普段着に着替え、フロントにタクシーを呼んでもらい(市街地ではないので10分ほどかかる)、タクシーに飛び乗りました。
せっかくこんな遠くまで来て、しかも日本にその名をはせる別府温泉。何もしないで帰ったら勿体ないことこの上ない。下準備ではバス停から徒歩5分くらいのところに別府高等温泉という大正時代に建設されたレトロな公衆温泉があるとチェックしていました。

が、この時間では無理。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
このタクシーの運転手さんが非常に良い方で、気さくに話しかけてきてくれました。私が夜行で帰ると申し上げると、「福岡までかい?」と聞かれるので「いいえ、名古屋までなんです」とお答えすると心底驚いた様子。
滞在時間僅か6時間程度で、とんぼ返りをする私を気の毒に思ってくださり、「せっかく別府まで来たんだから」と、何とか温泉に入る時間を作ろうと飛ばす飛ばす。(ちらっと見えたスピードメーターの数字は内緒です

結局、このタクシーの運手さんのご厚意で、念願の高等温泉も満喫できました。思った通り、非常にレトロなつくりで、浴槽も狭いですが時代を感じさせる、ステキなお風呂でした。しかも私1人。申し訳ないような気分でした。洗い場も2つしかなく、低温と高温それぞれの浴槽も数人入ったらいっぱいになるような狭さ。脱衣所から幅も狭く急な階段を下りると、そこが浴場になっています。階段下のスペースが低温のお風呂で、天井が低く、逆に高温の浴槽部は天井が高い。配管がむき出しになっていて、時代の重さを感じさせます。

ちなみに、ここは高等風呂と言って300円。もう一つ同じ建物に市民用(?)のもっと廉価なお風呂があるそう。次に来られる可能性は低いですが、それでも、もしチャンスがあったら入ってみたいです。
心も体もあったまり、夜行バスへ。11時間という想像を絶する長旅(笑)よく考えたら、夜通しバスに乗るのは、高校生の頃、友人たちと行ったスキーツアー以来かも。
3列独立シートで、快適に寝られる・・・と思った私が浅はかでした。
そう、「水曜どうでしょう」でもおなじみ、魔の夜行バスなのです(笑)だって翌朝の大泉くんとか鈴井さんの顔を思い出してください。あれですよ。あれ。寝不足と変な体勢で私もそうなっていたんだろうなぁ。まぁ髪がないので寝癖はないけど(笑)
このバスの乗務員さんがとってもいい人たちで、最前列だった私に何かと気を遣ってくださり、改めてあったかい大分県の方々のお人柄に触れることができました。大分県のみなさん、ホントにありがとうございました。
無事、時間通り7:40に名古屋まで着くと、すぐに名鉄に飛び乗って無事に豊橋まで帰ってきたのでした。ちゃんと日曜の法事もおつとめできたし。めでたしめでたし

この記事へのコメント
ソニック号って初めて聞きました。
なんかすごく……かっこいいですね!!
それにしても、4時間って、すごいですね(*_*)
そのタクシーの運転手さん、素敵です★
温泉にも入れて、バスにも間に合って、よかったですね
「まぁ、髪がないので」のところで盛大に吹いてしまいました、スイマセン(笑
あぁあ、あの本、手に入らないんですね…残念…(泣
立ち止まって手をあわせる…なるほど……!
僕はあのあと、「生きる」とか「死ぬ」とかについて
ひとり、考えてました。
祖父母の葬式のときのことも思い出しました、少し。。。
何かに後悔して死んでいくことのないよう、一生懸命、今を生きようと思います!
なんかすごく……かっこいいですね!!
それにしても、4時間って、すごいですね(*_*)
そのタクシーの運転手さん、素敵です★
温泉にも入れて、バスにも間に合って、よかったですね
「まぁ、髪がないので」のところで盛大に吹いてしまいました、スイマセン(笑
あぁあ、あの本、手に入らないんですね…残念…(泣
立ち止まって手をあわせる…なるほど……!
僕はあのあと、「生きる」とか「死ぬ」とかについて
ひとり、考えてました。
祖父母の葬式のときのことも思い出しました、少し。。。
何かに後悔して死んでいくことのないよう、一生懸命、今を生きようと思います!
Posted by 志穏 at 2011年06月02日 14:27
>志穏さん
お返事遅れてしまってすみません!
ソニック号、よかったですよ。私は電車には興味がないですが、デザインとかインテリアとかちょっと興味があったりするので、この電車は中々そそられるものがありました(笑)
一生懸命、今を生きる・・・素晴らしいですね!なかなかそんな風に言えないのですが、志穏さんはすごいです★
仰る通り、一生懸命、生きることは、この無常の世において生という限りあるものを使いぬく、ということでもあります。特に道元禅師は”而今”(じこん)というフレーズを使って”瞬間が断続している時間感覚”を示されています。難しいので、解説はできませんが(汗)折に触れて道元禅師の思想にも触れてみたいと思います。
お返事遅れてしまってすみません!
ソニック号、よかったですよ。私は電車には興味がないですが、デザインとかインテリアとかちょっと興味があったりするので、この電車は中々そそられるものがありました(笑)
一生懸命、今を生きる・・・素晴らしいですね!なかなかそんな風に言えないのですが、志穏さんはすごいです★
仰る通り、一生懸命、生きることは、この無常の世において生という限りあるものを使いぬく、ということでもあります。特に道元禅師は”而今”(じこん)というフレーズを使って”瞬間が断続している時間感覚”を示されています。難しいので、解説はできませんが(汗)折に触れて道元禅師の思想にも触れてみたいと思います。
Posted by 泰明@西光寺 at 2011年06月04日 09:24
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