2012年11月09日
中京テレビで放送されました!「一の酉」
昨夜は、西光寺にて「酉の市」が行われました。お越し頂いた方、誠にありがとうございました!まずは、御礼申し上げます。
次回(今年最後)は20日(火)15:00~20:00です。(イベントは18:00~の予定)
さて、今回の「繁盛ふるまい汁」と”ばったり堂” http://battaridou.jimdo.com/
さんとのコラボイベント「豊橋繁盛ハンコ・スタンプラリー」が中京テレビで採り上げられました。
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=94405

この「繁盛ふるまい汁」、凄まじい勢いでなくなり(笑)、何と用意した208食がわずか30分(8秒に1杯・・・)で空に。
長蛇の列ができました。(18時より・本堂に入ってご祈祷を受けた方、もしくはスタンプラリーを完遂した方のみ)
前の記事にも書きましたが、本気で作っています!「客寄せイベントだから」的な妥協はありません。召し上がった方からは「・・・ホントに美味しい」とため息交じりの感想をいただきました。人間って、ホントに美味しい物を食べると、一瞬言葉につまり、その後で「美味しい!」って言いますよね。
テレビでやってるグルメ番組みたいに口に入れた瞬間「美味しい!」なんて絶対にありえない話ですから(笑)
ともあれ、みなさんの美味しそうに召し上がるそのお姿を拝見しているだけで、「やってよかったな」と心から思えるのでした。そして、この豊橋は、こうした食材を生み出せる、素晴らしい土地なんだと再確認しました。
また、ばったり堂さん http://battaridou.jimdo.com/ とのコラボ「豊橋繁盛ハンコ・スタンプラリー」も意外や意外、お子さんのみならず、大人の方が結構興味深そうにやっていらっしゃいました。豊橋にまつわる縁起物をモチーフに、今回のために製作されたハンコです。
酉の市は、地域のみなさんの発展のため、そしてこの土地の文化や伝統を守るために続けていきたいと思います。
皆さんがお越し下さることが、一番ありがたいことです。ぜひお出かけ下さい!
*お車でお越しの方は、パーク500(ほの国百貨店手前・西光寺まで徒歩4、5分程度)がオススメです。(その他、臨時駐車場もございます。警備員にお尋ね下さい)
次回(今年最後)は20日(火)15:00~20:00です。(イベントは18:00~の予定)
さて、今回の「繁盛ふるまい汁」と”ばったり堂” http://battaridou.jimdo.com/
さんとのコラボイベント「豊橋繁盛ハンコ・スタンプラリー」が中京テレビで採り上げられました。
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=94405

この「繁盛ふるまい汁」、凄まじい勢いでなくなり(笑)、何と用意した208食がわずか30分(8秒に1杯・・・)で空に。
長蛇の列ができました。(18時より・本堂に入ってご祈祷を受けた方、もしくはスタンプラリーを完遂した方のみ)
前の記事にも書きましたが、本気で作っています!「客寄せイベントだから」的な妥協はありません。召し上がった方からは「・・・ホントに美味しい」とため息交じりの感想をいただきました。人間って、ホントに美味しい物を食べると、一瞬言葉につまり、その後で「美味しい!」って言いますよね。
テレビでやってるグルメ番組みたいに口に入れた瞬間「美味しい!」なんて絶対にありえない話ですから(笑)
ともあれ、みなさんの美味しそうに召し上がるそのお姿を拝見しているだけで、「やってよかったな」と心から思えるのでした。そして、この豊橋は、こうした食材を生み出せる、素晴らしい土地なんだと再確認しました。
また、ばったり堂さん http://battaridou.jimdo.com/ とのコラボ「豊橋繁盛ハンコ・スタンプラリー」も意外や意外、お子さんのみならず、大人の方が結構興味深そうにやっていらっしゃいました。豊橋にまつわる縁起物をモチーフに、今回のために製作されたハンコです。
酉の市は、地域のみなさんの発展のため、そしてこの土地の文化や伝統を守るために続けていきたいと思います。
皆さんがお越し下さることが、一番ありがたいことです。ぜひお出かけ下さい!
*お車でお越しの方は、パーク500(ほの国百貨店手前・西光寺まで徒歩4、5分程度)がオススメです。(その他、臨時駐車場もございます。警備員にお尋ね下さい)
2012年11月07日
明日テレビ、新聞に出ます!「酉の市」
明日、西光寺で開かれる酉の市がメディアにのります!!中日新聞朝刊掲載、中京テレビの撮影も予定されています。
実はこの1週間、ホントに慌ただしくしておりました。皮切りは豊橋市役所の記者クラブにて、今回の酉の市について記者会見。そして既に写真入りで、東愛知新聞さんに掲載(一昨日)してもらったり、FM豊橋の出演(昨日)もさせていただきPRもしてきました。
何故こんなことになったのか?(笑)それは話せばなが~くなるのですが(しかも涙なしでは語れない・・・)、まずは酉の市について。
「酉の市」は開運と商売繁盛のおまつりで、その起源は古く、浅草の鷲神社が発祥とされ、江戸時代には既に相当な人出があったようです。(浮世絵や当時の川柳にもなっている)
西光寺でも明治期に始められ、既に100年を超える歴史を有しております。
夜店のように屋台が建ち並び、境内には縁起物のお店がダルマや熊手を売ります。(お子様連れの方も是非!夜店とはひと味違う江戸風情を感じて下さい。)
昨年の記事http://saikouji.dosugoi.net/e281086.html
さて、その酉の市ですが、11月の酉の日にしか開催されません。今年は明日8日(木)と20日(火)の二回。西光寺では午後3時から午後8時まで開催されます。
で、今年は何故メディアの取材がくるのか・・・それは、スペシャルイベントが2つ企画されているからです。
1.豊橋繁盛ハンコ展・スタンプラリー×「ばったり堂」(午後6時より開催)
・・・1つめのハンコ展は、現在、ばったり堂(松山小前)で開催されている、豊橋シティープロモーション事業「豊橋妖怪ハンコ展」とのコラボイベント。http://battaridou.jimdo.com/
ここ豊橋にまつわる縁起物をハンコ化し、それを境内で押して歩く、というもの。
このハンコも、実は今回の酉の市のためだけに彫られた、いわば”彫りおろし”(笑)しかも、各ポイントごとに縁起物にまつわる謂われも学べて、子どもはもちろん、大人も楽しめます!!
そして、これをコンプリートすると・・・そう、2つめのイベントに続く訳です。
2.「豊橋繁盛ふるまい汁」(午後6時より提供・208食限定・ご祈祷を受けた方か、スタンプを完遂した方のみ)
・・・なんと!酉の市完全限定、オリジナルのお汁がふるまわれます。
この汁、半端ではありません。
まず、日本一を誇る、豊橋産のうずらと大葉。しかも、豊橋百儂人(とよはしひゃくのうじん)に選ばれた、超優良生産者が、今回の為に特別タッグを組みます(笑)
うずらは東海有機株式会社さん、そして大葉は、某有名デパートからも注文が舞い込むという榊原農園さん!この一流食材を使い、特注の”つくね”に(←これ、冗談じゃなくて、ほんとに今回だけの特注です)
そして、野菜などの具材はこれまた西光寺前は四九の市(豊橋の名物朝市、日によって市内各所で開催)で販売される地のもの。鮮度抜群。
で、極めつけが、その味付け(レシピ)
これは、焼き鳥の名店『鳥善』(西光寺前)が全面監修してくださいます。
鳥善の若大将曰く「これ(ふるまい汁)で、来年の(豊川市で行われる)B-1グランプリに出よっか。」という自信ぶり(笑)
どうです?こんなゴージャスなイベントはないですよ。
「これを飲んだ方が、もっと元気に繁盛してほしい、そして地域を盛り上げていって欲しい」という切なる願いが込められています。
あ、それから、ゆるキャラ「うずラッキー」も来ますよ(笑)
明日8日(木)15:00~20:00(イベントは18:00~)です。どうぞご参加下さい。
・・・で、最後にどうしても申し上げたいことが。
それは、今回のイベント、全ては有り難いご縁、人脈によって、ここまで来ました。
つまり、私自身は何にもしてなくて、(人のふんどしで!と怒られそうだけど)本当にご縁で成り立っている企画なのです。その感謝の気持ちをここで表したいと思います。
全ての始まりは「ばったり堂」http://battaridou.jimdo.com/の内浦さん。彼女なくしては、この企画自体が存在しませんでした。記者会見という、一介の市民が予想だにしない展開になったのは、すべて彼女の手腕によるもの。
そして、同じどすごいブロガー「豊橋企画部」http://jounetsu.dosugoi.net/ のmasazumiさん。彼の「やろう!」という一言で全てが動き出しました。
また、熱い魂で背中を押してくれた榊原農園http://barafarm.blog11.fc2.com/ の榊原さん。
鳥善さんにも、無理なお願いを聞いて頂きました。でも、味わい深い”ふるまい汁”になりました
。その他、ここに書ききれないくらい、いろんな方々に支えられて、立案からわずか3週間足らずで、このイベントが立ち上がってきました。
本当に素晴らしい企画です!ただ単純に「楽しい」だけではなく、地元のため、地域のため、訪れる人びとの笑顔のために、価値あるイベントだと思います。
どうぞ皆様、伝統と新しさの共存する「酉の市」、是非お出かけ下さい!
実はこの1週間、ホントに慌ただしくしておりました。皮切りは豊橋市役所の記者クラブにて、今回の酉の市について記者会見。そして既に写真入りで、東愛知新聞さんに掲載(一昨日)してもらったり、FM豊橋の出演(昨日)もさせていただきPRもしてきました。
何故こんなことになったのか?(笑)それは話せばなが~くなるのですが(しかも涙なしでは語れない・・・)、まずは酉の市について。
「酉の市」は開運と商売繁盛のおまつりで、その起源は古く、浅草の鷲神社が発祥とされ、江戸時代には既に相当な人出があったようです。(浮世絵や当時の川柳にもなっている)
西光寺でも明治期に始められ、既に100年を超える歴史を有しております。
夜店のように屋台が建ち並び、境内には縁起物のお店がダルマや熊手を売ります。(お子様連れの方も是非!夜店とはひと味違う江戸風情を感じて下さい。)
昨年の記事http://saikouji.dosugoi.net/e281086.html
さて、その酉の市ですが、11月の酉の日にしか開催されません。今年は明日8日(木)と20日(火)の二回。西光寺では午後3時から午後8時まで開催されます。
で、今年は何故メディアの取材がくるのか・・・それは、スペシャルイベントが2つ企画されているからです。
1.豊橋繁盛ハンコ展・スタンプラリー×「ばったり堂」(午後6時より開催)
・・・1つめのハンコ展は、現在、ばったり堂(松山小前)で開催されている、豊橋シティープロモーション事業「豊橋妖怪ハンコ展」とのコラボイベント。http://battaridou.jimdo.com/
ここ豊橋にまつわる縁起物をハンコ化し、それを境内で押して歩く、というもの。
このハンコも、実は今回の酉の市のためだけに彫られた、いわば”彫りおろし”(笑)しかも、各ポイントごとに縁起物にまつわる謂われも学べて、子どもはもちろん、大人も楽しめます!!
そして、これをコンプリートすると・・・そう、2つめのイベントに続く訳です。
2.「豊橋繁盛ふるまい汁」(午後6時より提供・208食限定・ご祈祷を受けた方か、スタンプを完遂した方のみ)
・・・なんと!酉の市完全限定、オリジナルのお汁がふるまわれます。
この汁、半端ではありません。
まず、日本一を誇る、豊橋産のうずらと大葉。しかも、豊橋百儂人(とよはしひゃくのうじん)に選ばれた、超優良生産者が、今回の為に特別タッグを組みます(笑)
うずらは東海有機株式会社さん、そして大葉は、某有名デパートからも注文が舞い込むという榊原農園さん!この一流食材を使い、特注の”つくね”に(←これ、冗談じゃなくて、ほんとに今回だけの特注です)
そして、野菜などの具材はこれまた西光寺前は四九の市(豊橋の名物朝市、日によって市内各所で開催)で販売される地のもの。鮮度抜群。
で、極めつけが、その味付け(レシピ)
これは、焼き鳥の名店『鳥善』(西光寺前)が全面監修してくださいます。
鳥善の若大将曰く「これ(ふるまい汁)で、来年の(豊川市で行われる)B-1グランプリに出よっか。」という自信ぶり(笑)
どうです?こんなゴージャスなイベントはないですよ。
「これを飲んだ方が、もっと元気に繁盛してほしい、そして地域を盛り上げていって欲しい」という切なる願いが込められています。
あ、それから、ゆるキャラ「うずラッキー」も来ますよ(笑)
明日8日(木)15:00~20:00(イベントは18:00~)です。どうぞご参加下さい。
・・・で、最後にどうしても申し上げたいことが。
それは、今回のイベント、全ては有り難いご縁、人脈によって、ここまで来ました。
つまり、私自身は何にもしてなくて、(人のふんどしで!と怒られそうだけど)本当にご縁で成り立っている企画なのです。その感謝の気持ちをここで表したいと思います。
全ての始まりは「ばったり堂」http://battaridou.jimdo.com/の内浦さん。彼女なくしては、この企画自体が存在しませんでした。記者会見という、一介の市民が予想だにしない展開になったのは、すべて彼女の手腕によるもの。
そして、同じどすごいブロガー「豊橋企画部」http://jounetsu.dosugoi.net/ のmasazumiさん。彼の「やろう!」という一言で全てが動き出しました。
また、熱い魂で背中を押してくれた榊原農園http://barafarm.blog11.fc2.com/ の榊原さん。
鳥善さんにも、無理なお願いを聞いて頂きました。でも、味わい深い”ふるまい汁”になりました
。その他、ここに書ききれないくらい、いろんな方々に支えられて、立案からわずか3週間足らずで、このイベントが立ち上がってきました。
本当に素晴らしい企画です!ただ単純に「楽しい」だけではなく、地元のため、地域のため、訪れる人びとの笑顔のために、価値あるイベントだと思います。
どうぞ皆様、伝統と新しさの共存する「酉の市」、是非お出かけ下さい!
2012年07月06日
”プチ坐禅”、してみませんか?
******
すでに満席のため、募集はしておりません。ブログに先立ち、Facebookで公開したところ、即満席になってしまいました。なので、今更公開する意味がないと思い、アップするのをやめようとしましたが、もしかしたら今後同じ企画をするかもしれませんし、少しでも、このイベントを知っていただきたく、公開します。
******
明日から仕事・・・。
明日から学校・・・。
連休や夏休み、冬休みの最後の日は憂鬱だ。
”憂鬱”って言葉が身に染みて、”倦怠感”っていう意味がよく分かる。とくに夕方になると。
「あ~あ、お休み終わっちゃうのかよ、サザエさんってホントに良いタイミングで放送されるよな」
・・・と、お思いのアナタへ!!

7月の連休最終日、この倦怠感も憂鬱も、”坐禅”でリセットしませんか?
「一度坐ると、一週間、気持ちが切り替わる」と体験したサラリーマンは言います。
坐禅が終わったら「坊さんと飲み」に行きましょう。
「宗教って危なくない?」「神社とお寺ってどう違うの?」「ぶっちゃけ坊さんってどうなの?」というストレートな質問も大歓迎!
本当に’明日から仕事’な方は、さらに更に歓迎!(その為、早めに終了するスケジュールになっております)
今回は、きちんとしたレクチャー(坐禅指導)やインタラクティブなお話をしたいので、7名限定とさせていただきます。また、制限はしませんが、なるべく同世代(20~40代)の方にお越し頂きたいと思っています。お友達とお誘いあわせの上、是非!
●日時:7月16日(月・祝)
16:00 集合→イントロダクション・坐禅指導・坐禅
17:15 坐禅会終了
17:30~懇親会(鳥善:西光寺前)
19:30 終了
●場所:西光寺(豊橋市大手町120)
(懇親会:『鳥善』神明町=西光寺から徒歩30秒)
●定員:7名
●参加費:300円(*懇親会は実費・3~4000円程度)
●注意点:坐禅の際は、なるべく楽な格好で行って頂きます。デニムやスカート、ハーフパンツはご遠慮下さい。ジャージやスウェットなどで可(お着替えも出来ます)
●お問い合わせ:参加ご希望の方は、facebookメッセージか、saikouji@citrus.ocn.ne.jp まで。
メールの方は、ご氏名・性別・年齢をご記入下さい。
すでに満席のため、募集はしておりません。ブログに先立ち、Facebookで公開したところ、即満席になってしまいました。なので、今更公開する意味がないと思い、アップするのをやめようとしましたが、もしかしたら今後同じ企画をするかもしれませんし、少しでも、このイベントを知っていただきたく、公開します。
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明日から仕事・・・。
明日から学校・・・。
連休や夏休み、冬休みの最後の日は憂鬱だ。
”憂鬱”って言葉が身に染みて、”倦怠感”っていう意味がよく分かる。とくに夕方になると。
「あ~あ、お休み終わっちゃうのかよ、サザエさんってホントに良いタイミングで放送されるよな」
・・・と、お思いのアナタへ!!

7月の連休最終日、この倦怠感も憂鬱も、”坐禅”でリセットしませんか?
「一度坐ると、一週間、気持ちが切り替わる」と体験したサラリーマンは言います。
坐禅が終わったら「坊さんと飲み」に行きましょう。
「宗教って危なくない?」「神社とお寺ってどう違うの?」「ぶっちゃけ坊さんってどうなの?」というストレートな質問も大歓迎!
本当に’明日から仕事’な方は、さらに更に歓迎!(その為、早めに終了するスケジュールになっております)
今回は、きちんとしたレクチャー(坐禅指導)やインタラクティブなお話をしたいので、7名限定とさせていただきます。また、制限はしませんが、なるべく同世代(20~40代)の方にお越し頂きたいと思っています。お友達とお誘いあわせの上、是非!
●日時:7月16日(月・祝)
16:00 集合→イントロダクション・坐禅指導・坐禅
17:15 坐禅会終了
17:30~懇親会(鳥善:西光寺前)
19:30 終了
●場所:西光寺(豊橋市大手町120)
(懇親会:『鳥善』神明町=西光寺から徒歩30秒)
●定員:7名
●参加費:300円(*懇親会は実費・3~4000円程度)
●注意点:坐禅の際は、なるべく楽な格好で行って頂きます。デニムやスカート、ハーフパンツはご遠慮下さい。ジャージやスウェットなどで可(お着替えも出来ます)
●お問い合わせ:参加ご希望の方は、facebookメッセージか、saikouji@citrus.ocn.ne.jp まで。
メールの方は、ご氏名・性別・年齢をご記入下さい。
2012年04月15日
坊主で飯が食えるのか

前回、戒名の問題についてちょこっと触れてみました。だいぶ長い文章になってしまってすみません。
そのとき採り上げさせて貰った、tenjin先輩のブログで、言い忘れたことがありました。
それは後段の部分です。
師は、
世の戒名無用論に対抗するという時、実は、我々自身の方策は限りがある。
と前置きされた後に、
そして、後は、正直なところ、ここまで世間に於ける供養の無関心が増大していくのならば、我々禅僧もただ個人的な修行のみを行うことを目指し、一切の檀務を放棄して、本当に山の中に入り、完全なる自給自足を行うのも本気で検討した方が良い。かつて、中国で破仏が行われたとき、我々の先達はそのようにして逃げたものだ。その意味での逃避は、遁世と同義であり、自らの聖胎を長養する最善手でもあった。
と述べられています。
正直、私もここのところ、“より良きお寺”を目指して、微力ながら手を尽くしています。(尤もまだ全然ですが・・・)
しかし、しかしです。それでも尚、いわゆる“寺離れ”が進み、お寺自体が維持・運営できなくなったとき、もっとぶっちゃければ”坊主で飯が食えないとき”に、自分はどうするか、と言う切実で、現実あり得る問題が、かなり前からずっと頭の上にのし掛かっていました。
これは非常に苦しい問題です。おおざっぱに分けて、ラストリゾートとして2つの方策があるかと思います。
1.還俗(僧侶をやめる)し一般人として生きる。
2.お寺を離れ、檀務(檀家さんや一般の方への法事や葬儀一般)をやめて、修行に専心する。
で、今の段階で私はどう思っているか。それは2.なのです。なぜなら、僧侶は食うための手立てとしての職業ではなく、生き方そのものだと、はっきり思えるからです。
そして、そのときが来てしまった場合、そのこと(2のチョイス)を既に妻にも話してあります。それでも僧侶として生きていく、ということを。ついでに、私が今急逝した時、どうすれば良いか、ということも。
「何てことを!」と嫌悪感を抱かれた方もいるかもしれません。でもはっきり言っておきますが、普通の方より、僧侶は遙かに“無常迅速”という言葉の重みを、体感していると思うんです。だからこそ、なのです。
そして、きれい事ではなく、本当に、心の底からそう思えてき始めています。(内緒ですが、これまではそんな風にこれぽっちも思えなかった・・・ま、覚悟がなかった、意気地なしと言うことでしょうな・・・笑)
閑話休題。
さて、先日、安岡力也氏が逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。このニュースで興味深かったのは、戒名が書かれていたことです。
戒名不要論が頻出する昨今、著名人で戒名が掲載されているというのは極めて珍しいと感じました。しかし、これはとても良いことですね。仏としての名前であり、彼の生涯をたたえ、後世に残るものですから、報道したって罰が当たるものじゃないし、むしろ良いことのように思えます。(いたずらに出せば良いものでもないと思うけど)
死しても尚、生きる者に感銘や、共感や、尊敬の念や、影響(時には嫌悪を)与える事がある、それが人の死の本質です。生物学的な死が死の全てだと思い込んでいる浅薄な連中が多いこの世の中ですが、かずかずの死を見てきて私は痛切にそう感じます。
死をなおざりにする、というのは裏返せば“生”をおろそかにすることです。そして、意義ある死たりえるのは、それは“生”が光り輝いていたからに違いありません。
2012年03月08日
葬式はどうして高いのか?
こんばんは。またまた間が空いてしまいました。(檀家様へ・・・春彼岸のご案内では、大変失礼致しました。改めてお詫び申し上げます。)
さて、先週からやたらといろんな事が起きていて、懸案事項がいくつか。詳細は書けませんが、4月中には全て片づく予定です。いつも言い訳ばかりですが、どうしてもブログは後回しになってしまう。それにやるべき事というより、考えるべき事が多いときは、どうしてもブログはおろそかにしがち。
とりあえず、何か記事になることはないか、とあれこれ思いめぐらせているのですが、これまたありそうでない。「あ、これ記事にしよう」とその時は思っても鶏頭の泰明はすぐに忘れてしまうのです。ので、ちょっと気になる文章から。
仏教企画通信、というタブロイド判の紙面があります。名前の通り、主に曹洞宗系の仏教者や学者が寄稿したり、インタビュー記事が掲載されているものなのですが、そこに書いてあった文。
**************
檀家制度の目的の一つは、幕府が統治のために、人を家単位で土地に縛り付けようとしたことにあります。今の寺檀崩壊の原因は、核家族化によって家の概念がなくなった時、個人宗教への転換ができなかったからです。
**************
異論や反発もありましょうが、まず大凡において、私は賛成です。事実、現代でも良きにつけ悪しきにつけ、この制度が(形骸化されているとはいえ)続いている。良きにつけ・・・と書いたのは、個人主義が跋扈するこの現代世界においても、みなさんが気づいていないだけで、少しは家制度が良い面もあると思うのです。
それは差し置いても・・・私は、極論からすると、早く“個人会員”と“家会員”を基調とするハイブリッド型檀家制度を構築してみたい。そうしたお寺で、お寺を運営して行けたらいいな、と思っています。
もう一つ付け加えると、何故キチンと個人会員、家会員という名目(檀家、ではなく)にしたいかと言えば、最終的には会費制に近い形で、住職やそのほか従業員の給与や、本堂・客殿と言った施設に関わる修営繕費、或いは曹洞宗に納める宗費などをまかない、それら収支を公開して運営できれば、という目的もあるのです。
その為には、個人・家関わらず、会員(檀家)それぞれが“西光寺の会員(檀家)である。曹洞宗を、仏教を信仰している”という自覚を持っていただきたいと思うからです。その為の「会員」という名目です。
で、これをすることのメリットは、一言で言えば、「葬式は何故高いか?」の答えになるからです。
前にも書きましたが、お寺の維持・管理費(固定費)というのは、実際のところかなり高いと思います。これは住職が高給取りだからではなく(何回も書きますが、曹洞宗の僧侶の平均年収は350万円です。サラリーマン全体より85万円ほど少ない)、施設自体にお金がかかるから。考えても見てください。お墓参りにくる方は、本堂にお賽銭を上げなければタダです。でも、桶に水を汲んでいきますよね。その水道代ってお寺が出している訳です。花を捨てたら、個人のゴミとは見なされないので、その処分代もかかってきます。
実はこの高額の固定費をまかなっているのが、葬儀の布施なんです。逆に言えば、固定費をちゃんと年会費でまかなえれば、葬儀なんてタダ同然、それこそ「お気持ちで」の世界で済むわけです。ちなみに、西光寺は護持会費3000円(年額)ですが、この金額では純然たる管理費にするにはほど遠い額です。これはほとんど全てのお寺も同様かと思います。(ある地方都市の小規模寺院の場合、管理費でまかなおうとすると、一軒6万円にもなる、という試算も聞いたことがある)
この後にも結構興味深い文章が続きますが、今日はこの辺で。また書きます。
さて、先週からやたらといろんな事が起きていて、懸案事項がいくつか。詳細は書けませんが、4月中には全て片づく予定です。いつも言い訳ばかりですが、どうしてもブログは後回しになってしまう。それにやるべき事というより、考えるべき事が多いときは、どうしてもブログはおろそかにしがち。
とりあえず、何か記事になることはないか、とあれこれ思いめぐらせているのですが、これまたありそうでない。「あ、これ記事にしよう」とその時は思っても鶏頭の泰明はすぐに忘れてしまうのです。ので、ちょっと気になる文章から。
仏教企画通信、というタブロイド判の紙面があります。名前の通り、主に曹洞宗系の仏教者や学者が寄稿したり、インタビュー記事が掲載されているものなのですが、そこに書いてあった文。
**************
檀家制度の目的の一つは、幕府が統治のために、人を家単位で土地に縛り付けようとしたことにあります。今の寺檀崩壊の原因は、核家族化によって家の概念がなくなった時、個人宗教への転換ができなかったからです。
**************
異論や反発もありましょうが、まず大凡において、私は賛成です。事実、現代でも良きにつけ悪しきにつけ、この制度が(形骸化されているとはいえ)続いている。良きにつけ・・・と書いたのは、個人主義が跋扈するこの現代世界においても、みなさんが気づいていないだけで、少しは家制度が良い面もあると思うのです。
それは差し置いても・・・私は、極論からすると、早く“個人会員”と“家会員”を基調とするハイブリッド型檀家制度を構築してみたい。そうしたお寺で、お寺を運営して行けたらいいな、と思っています。
もう一つ付け加えると、何故キチンと個人会員、家会員という名目(檀家、ではなく)にしたいかと言えば、最終的には会費制に近い形で、住職やそのほか従業員の給与や、本堂・客殿と言った施設に関わる修営繕費、或いは曹洞宗に納める宗費などをまかない、それら収支を公開して運営できれば、という目的もあるのです。
その為には、個人・家関わらず、会員(檀家)それぞれが“西光寺の会員(檀家)である。曹洞宗を、仏教を信仰している”という自覚を持っていただきたいと思うからです。その為の「会員」という名目です。
で、これをすることのメリットは、一言で言えば、「葬式は何故高いか?」の答えになるからです。
前にも書きましたが、お寺の維持・管理費(固定費)というのは、実際のところかなり高いと思います。これは住職が高給取りだからではなく(何回も書きますが、曹洞宗の僧侶の平均年収は350万円です。サラリーマン全体より85万円ほど少ない)、施設自体にお金がかかるから。考えても見てください。お墓参りにくる方は、本堂にお賽銭を上げなければタダです。でも、桶に水を汲んでいきますよね。その水道代ってお寺が出している訳です。花を捨てたら、個人のゴミとは見なされないので、その処分代もかかってきます。
実はこの高額の固定費をまかなっているのが、葬儀の布施なんです。逆に言えば、固定費をちゃんと年会費でまかなえれば、葬儀なんてタダ同然、それこそ「お気持ちで」の世界で済むわけです。ちなみに、西光寺は護持会費3000円(年額)ですが、この金額では純然たる管理費にするにはほど遠い額です。これはほとんど全てのお寺も同様かと思います。(ある地方都市の小規模寺院の場合、管理費でまかなおうとすると、一軒6万円にもなる、という試算も聞いたことがある)
この後にも結構興味深い文章が続きますが、今日はこの辺で。また書きます。
2012年03月05日
【西光寺の御檀家さまへ】緊急の訂正案内
西光寺のお檀家さまへ
大変申し訳ございません。先日、春彼岸法要のご案内をお送り致しましたところ、日時に誤記がありました。伏してお詫び申し上げ、訂正致します。
<春彼岸法要の日時>
× 誤)3月18日(土)
○ 正)3月17日(土)
*時間はご案内の通りです。本当に申し訳ございませんでした。
大変申し訳ございません。先日、春彼岸法要のご案内をお送り致しましたところ、日時に誤記がありました。伏してお詫び申し上げ、訂正致します。
<春彼岸法要の日時>
× 誤)3月
○ 正)3月17日(土)
*時間はご案内の通りです。本当に申し訳ございませんでした。