2011年12月21日

ご~~~~~~~~~~ん

<除夜の鐘>

おっと、またまた更新をさぼってしまいました。気を抜くとこれだ・・・。反省。

泰明の非常に苦手なことは“継続”。重要性は痛いほど分かるのですが、どうにも“熱しやすく冷めやすい”タイプのようです。しかし、ブログに関しては、これとは別のブログをやっていた時期もあり、通算すると2年以上になります。私みたいなタイプがよく続けてこられたな、と思うのですが、これもひとえにコメントを下さる方のお陰だったりします。あるいは今ではFBの「いいね!」とか。これってすごく励みになる。

さて、師走も下旬に入りました。
皆さん、それぞれお忙しいと思います。
私も、ぐぐっと寒くなってきたせいかお弔いが続いていて、かなり疲労困憊。
どうしても、よく知ったお檀家さんだったりすると、余計に“ああ、こんな事話したな”とか、“こういうお人柄だったな”とか、いろいろ胸に去来するモノがあり、そういう状態になるとブログを書こうという気には更々なれないのです。本当に不器用。


・・・本題からかなりそれました。
今日の本題は

「除夜の鐘」をつこう!!

です。


西光寺でも他のお寺と同じように、除夜の鐘をつきます。もちろん、どなたでもご参加いただけます。
暮れゆく一年を送り、新しい年を迎えるという除夜の鐘。皆さんも是非お出かけ下さい。

西光寺では鐘をついていただいた後に、大本山永平寺直伝の「しょうが湯(とう)」を本堂にて振る舞っております。自家製(というか泰明の手作り)の“しょうが湯”で心も体も温まってください。

日時:12月31日(土)午後11:50~

場所:西光寺(本堂屋上の鐘楼堂にて)

備考:境内には10台ほどお車が止められます。本堂右手にトンネルがありますので、そこを通り抜けて本堂裏側よりお上がり下さい。一部ハシゴになっておりますので、十分注意してください)

  


Posted by 泰明@西光寺 at 16:46
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2011年11月26日

今年最後の酉の市です。

商売繁盛と開運招福のおまつり、「酉の市」
今日が今年最後の酉の市です。

「週末だけど、どこにも行くところないなぁ~」というアナタ!是非江戸情緒あふれるお祭りにお出かけ下さい★



<商売繁盛と開運招福のおまつり 「酉の市」>
江戸は浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)が発祥といわれる、開運招福・商売繁盛のお祭りです。江戸期の浮世絵にもその場面が描かれている、歴史あるお祭りです。

その酉の市、三河地方では唯一(愛知県下でも2つしかない)西光寺で行われています。
西光寺では100年以上前に始められ、毎年11月の酉の日に行っています。

当日は、焼き鳥やたこ焼きなどの屋台が寺の前に建ち並び、境内では縁起物を売るお店が並び盛大に行われます。そして、本堂では特別に酉の市の神様をご開帳し、お名前をお読み上げしてご祈祷を行っています。

特に日が暮れてからは「酉の市」と書かれた赤い大提灯が夜空に一層映え、とても情緒があります。
ぜひ一度お出かけ下さい!

日時:11月26日(土)15:00~20:00
場所:西光寺
〒440-0805豊橋市大手町120
ご祈祷料:2000円
  


Posted by 泰明@西光寺 at 15:22
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2011年11月24日

永平寺旅行 -2-

あまり本題に入れずに前回は終わってしまいました。

18日(金)朝7時。西光寺より永平寺へ向け出発。豊川で事故車があり、渋滞の情報が出ていましたが、我々が通る頃には解消されていました。

大本山永平寺は福井県にあります。東名を走り米原から北陸道に入って北上し、約4時間。・・・と、遠い。そうそう、はじめに道中の無事を祈って般若心経をお唱えしました。みんな上手いです。

永平寺門前で昼食後、永平寺へ。控え室より一気に一番上(永平寺は山の斜面に建っているので)にある法堂(はっとう…本堂だと思ってください)へ。

実はすごくラッキーだったのですが、紅葉が最高潮でした。私も永平寺にいたので分かるのですが、永平寺の紅葉は短く、ホントに“瞬間”という感じ。今回はまさにドンぴしゃでした。

法堂では特別に法要を行っていただきました。これが非常にみなさんの心に残ったようで、後から感想をお聞きしても「永平寺での法要がすごく荘厳で、胸を打たれました」という意見が圧倒的に多かったです。

法要後には、永平寺の建物を修行僧が案内してくださり、みなさん熱心に聞き入っておられました。永平寺のすごさというのは、建物が国宝だとか、重文だとか、木造で最大の、とかではありません。
古い建物もほとんどないし、多くは明治期~昭和にかけてなのです。
しかし、その全てが実際に修行を行っている道場であり、祈りの場所でもあるということです。これがすごいのです。

だって、どんなに立派な建物で、欄間やふすま絵が立派でも、ただの観光寺にしかなりません。あ、別に観光寺が悪いわけではないのです。それは当時最高の文化の結晶だし、それが現存していることは価値があります。
でも、永平寺は修行道場です。

建物がすごいから、修行僧が集まるのではなく、建物がすごいから修行も身にはいるのではありません。修行僧が修行することが、あの荘厳さを作り、修行僧が修行することが、その人格を作り出しているのだ、と行く度に思います。その姿を目の当たりにできるのも、”お寺ならでは”の旅行だからかもしれません。

で、永平寺を後にして山代温泉へ。ご高齢の方も多いので、今回は宿坊には泊まりません。(永平寺には一般の方がお泊まり頂ける施設もあります)その代わり、ゆっくりと温泉につかり、永平寺での緊張をほぐしていただきました。

ちょっとおもしろかったのは、みなさん永平寺に入る直前と、法要を終えて帰るときの表情がまるで違うのです。やはり緊張しますよね~icon11

宴会ではカラオケで大盛り上がり(笑)意外な人がマイクを離さなかったり、意外な人が結構杯を重ねていたり・・・こうした素の付き合いができたことが、私にとって一番の喜びと収穫でした。
  


Posted by 泰明@西光寺 at 19:27
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2011年11月23日

永平寺旅行 -1-

先週末18日(金)~19日(土)と大本山永平寺をお参りする旅行にいってきました。このあたりのお寺では、宗派問わずこうしたお寺主催の旅行があるみたいなので、さして珍しいものではないのかもしれません。

しかし、この西光寺では、ここ数年間は行われていませんでした。私は前々からそれを残念に思っておりました。

確かに、こうした参拝旅行は確かに個人旅行に比べて融通も利かず、窮屈な思いをされるかもしれない。しかし、実は大本山へ行くと個人旅行(観光)では到底味わうことのできない、すばらしい雰囲気と修行僧の姿、そして参列することのできない特別法要におまいりいただけるという“プライスレス”な経験ができるのに・・・と思っておりました。

それに・・・旅行という経験を通して、何かしら皆さんの心に「仏教」が残るとうれしいし、それは決して“葬式仏教”などと揶揄されるだけの代物ではない、表層的な先入観だけの仏教ではなく、その本質を感じてくださると確信しているからです。

今回は、まさにそれが叶った旅行だったと感じています。

もちろん、独りよがりな「俺が連れて行ってやる」的な考えでそう思っている訳ではありません。観光で行ったって大本山の荘厳な雰囲気に浸れるではないか、と言われる方もいるでしょう。ある意味ではそうかもしれません。
それに今回の旅行が良くなかったと言われる参加者の方もおみえになるかもしれません。

しかし、やはりお寺で行くと“ならではのこと”があるわけで、今回はそれが幸運にもとても多かった。
これもひとえに、護持会長さんはじめ役員さん方が一生懸命もり立ててくださり、そして参加されたお檀家様の信心のおかげだなぁと感謝しております。

当たり前かもしれませんが、檀家さんとの距離はぐぐっと縮まります。檀家さんの、車中で般若心経を読み、永平寺では神妙なお顔で焼香し、宴会でカラオケに興じる姿を見て、何だかとても心が軽くなった気がしました。

  


Posted by 泰明@西光寺 at 17:23
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2011年11月20日

アイルビーバック


18(金)~19(土)と、大本山永平寺へ参拝旅行に行って参りました。檀家さま約40名様と一緒に大本山永平寺と、御誕生寺(ごたんじょうじ)への参拝、そして少しの観光(笑)の旅でした。

昨夜帰ってきて、今日は日曜ということで法事も多くあり、慌ただしくしておりましたので、今日は詳しく感想は書けないのですが・・・



もうホント~~~~~~~~に、



すばらしい旅でした!




ちょっとサプライズとラッキーが続いて、「こんなに充実した旅行になるとは」と私自身驚きました。

これもご参加頂いた檀家様の日々の信心と徳の積み重ねでしょうね。有り難いことです。それに出発直後に旅の安全を祈ってみんなで般若心経を読んだから、それも効いたかも(笑)とにかく皆さん無事で怪我も病気もアクシデントもなく・・・あ、アクシデントといえば、長浜市の「黒壁スクエア」に立ち寄ろうとした際、あまりにも人と観光バスが多く、結局降りて観光するのを断念したことくらいでしょうか・・・よい参拝旅行になりました。詳しくはまた。

・・・とか言って、また書けずじまいで終わりそうだ・・・。



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<商売繁盛と開運招福のおまつり 「酉の市」>
江戸は浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)が発祥といわれる、開運招福・商売繁盛のお祭りです。江戸期の浮世絵にもその場面が描かれている、歴史あるお祭りです。

その酉の市、三河地方では唯一(愛知県下でも2つしかない)西光寺で行われています。
西光寺では100年以上前に始められ、毎年11月の酉の日に行っています。

当日は、焼き鳥やたこ焼きなどの屋台が寺の前に建ち並び、境内では縁起物を売るお店が並び盛大に行われます。そして、本堂では特別に酉の市の神様をご開帳し、お名前をお読み上げしてご祈祷を行っています。

特に日が暮れてからは「酉の市」と書かれた赤い大提灯が夜空に一層映え、とても情緒があります。
ぜひ一度お出かけ下さい!

日時:11月26日(土)15:00~20:00
場所:西光寺
〒440-0805豊橋市大手町120
ご祈祷料:2000円

  


Posted by 泰明@西光寺 at 22:20
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2011年11月13日

【酉の市】商売繁盛と開運のおまつり



“酉の市”(とりのいち)ってご存じですか?

元々、江戸は浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)が発祥といわれる、開運招福・商売繁盛のお祭りです。江戸期の浮世絵にもその場面が描かれている、歴史あるお祭りです。

その酉の市、三河地方では唯一(愛知県下でも2つしかない)西光寺で行われています。
西光寺では100年以上前に始められ、毎年11月の酉の日(暦を十二支で割ったものです)に行っています。

毎年、2回か3回行われるのですが、今年は3回あります。一回目は既に終わってしまったのですが・・・(すみません!!)2回目は14日(月)、3回目は26日(土)です。

各日とも、15時から20時までで、焼き鳥やたこ焼きなどの屋台・縁起物を売るお店が並び盛大に行われます。そして、本堂では特別に酉の市の神様をご開帳し、お名前をお読み上げしてご祈祷を行っています。

何しろ、江戸時代に始まったお祭りなので、なかなか風情がありますよ。特に日が暮れてからは「酉の市」と書かれた赤い大提灯が夜空に一層映え、とても情緒があります。



商売をされている方も、そうではない方も是非一度お出かけ下さい!屋台もあるので、ご家族皆さん楽しめます。それ以上に、単なる夜店とは違って趣がありますし、特に本堂で行われるご祈祷は、ちょっと他では見かけない、ある特別なこともしています。

その特別なこととは・・・

内緒です(笑)

是非実際に足をお運び頂き、おまいりしていただければと思います。私が言うのも何ですが、結構いいもんですよ。

今月は酉の市が終わるまで、ちょっと宣伝させて貰いますね★
  
タグ :酉の市


Posted by 泰明@西光寺 at 09:56
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