2011年03月23日

仙台市若林区の僧侶から

私の修行仲間で、ここも甚大な被害に遭った仙台市若林区の僧侶に連絡しました。というのも、一昨日くらいから局留めではあるものの、クロネコヤマトの宅急便が復活したそうなので。

彼のお寺は本当にすぐそばまで津波が来ていたそうで、大変な状況のようです。そして、ついさっき(23日14時現在)の情報では、やはり必要物資そのものが変化しているそうで、最新の情報がメールできましたので、書いてみます。

*歯ブラシ・歯磨き粉

*下着・靴下(子ども・大人用のオムツ、生理用品も含む)

*カイロ・手袋・マフラーなどの防寒具

*タオルやボディーソープ(身体拭き用のウェットティッシュなども)


が、緊急で必要とのこと。今からユニクロに下着を、スギヤマに歯磨き粉を買いに行ってこようかと思ってます。

それから、感動したこと。
別の修行仲間が同じ仙台市でも泉区という場所におります。彼自身は四国に研修中だったので、全く無傷(?)ではあったのですが、それでも被害を免れないエリアですよね。だから、若林区の彼と同じように「必要なものはないか?」と電話で尋ねたところ・・・

「自分は大丈夫だよ!安心して。仙台でも外れの方だから農家が多くて食料も足りているし、足りないものはガソリンと灯油くらい。気持ちはうれしいけど、その分をJ君(若林区の僧侶)に送ってあげて」

ととても明るい声で言われました。正直、涙が出そうでした。自分も程度の差こそあれ、被害を被っているのに、この気丈さと気遣い・・・。とても自分には真似できません。こういう素晴らしい修行仲間をもって、私は本当に幸せです。

また、これは別のソース(情報源)ですが、現在亡くなられた方の火葬(一部土葬)が進められているとのこと。しかし、宗教者自身も被災に遭い、衣とか仏具(数珠とか)が圧倒的に足りないそうです。そちらへも足袋とか衣を手配中です。
  


Posted by 泰明@西光寺 at 15:19
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