2011年04月14日
門前の小僧じゃなくてもお経を習ってるんですよ。
一昨日のこと。
私は個人的に「お経読み方練習会」というものに行っています。
これは毎月一回、豊橋市東郷町にあるお寺で開催されるもので、16:00~19:00の3時間(正座なので足が痛い・・・笑)、お経の読み方や法要についてお稽古をしています。
対象は基本的には”どすごいエリア”の曹洞宗僧侶が中心ですが、千葉や横浜と言ったご遠方より先生のご高名・お徳を慕って来られる方もいます。大体毎回10数人の方が参加されます。
この会に参加させてもらってから早6年ほどになりますので、当然ブログを始めてからも、この会には行っていたのですが、何分にもお通夜が入ったり、その日に葬儀があってこの時間には間に合わなかったりで、1時間程度で帰ってきてしまうということが多々ありました。ですから、この会のことは触れずにおりました。

今回、この会のご紹介をさせていただいたのは、もちろん、”僧侶の日常”を描く意味もありますが、この会は極めて特殊で、何と!今年の6月末から10日間ほど、ドイツに公演に行くことになっているのです。(ドイツ内3か所で、様々な宗教音楽が奏される公演にて法要をする予定)
ドイツですよ!豊橋のビアホールじゃなくて(・・・地元じゃない方、すみません)すごいですよね。詳細はまた折に触れて書いていきます。
さて、手前味噌な感じですが、この会は非常にハイレベルで、何といっても講師の先生(新城市のお寺の住職さん)に依るところ大。
師は仏教の知識も途方もなくすごいのですが、のみならず、当たり前ですが法要の作法や意義について明るい。お稽古の最初の15分ほどはフリートークといいましょうか、先生からイントロダクション的なお話があるのですが、これが毎度毎度素晴らしく、これを拝聴できるだけでこの会の価値がある、とさえ思えるほど。もちろん、学識だけではなく、僧堂(修行道場)の責任役もされていますので、実践という意味においても、です。
ちなみに、この会について初めて書きますので、少し詳しく書きますが、この会の正式名称は『吹霄会』(すいしょうかい)といい、詳しく言うなら”曹洞宗の法式(ほっしき)・声明(しょうみょう)を習う会”ということになります。
法式というのは、形のまとまった儀礼や所作というくらいの意味かな。卑近な例で言えば、歌舞伎などの”演目”のようなもので、『勧進帳』と言ったら主役もストーリーも何となく分かるじゃないですか。そんな具合で一つの演目に対し、所作やお経の流れが決まっているのです。
声明、というのは普通「せいめい」と読みますが、私たちは「しょうみょう」とよび、意味も違います。ごく簡単に言うと”節つきのお経”とか”メロディのあるお経”というような意味で、もちろんこれは仏様を礼賛し、お讃えして唱えるということです。
これがまた難しいんです・・・。一番最初は声の出し方から教えられますから。それも非常に理論的なメソッドに基づいて。これが先生の凄いところなんですよね。
普通、所謂”お家芸”的な一子相伝の芸能のようなもの、例えば歌舞伎だとか茶道だとかはイメージ的に”言葉にできないもの””習うより慣れろ”的な学習法だと思いがちです。そんな先入観は誰しも持っていると思うのですが、この会はどちらかというと真逆。メソッド、と書いたのはおおげさじゃないんです。
特にメロディ付のお経については、オリジナルの五線譜(のようなもの)を使用してお稽古します。先生の、オリジナルだと思います。この会以外では見たことがありません。
本当に有り難いことは、こんな素晴らしい研修会が、”自転車で行けるような距離のお寺”で、”毎月行われている”という事。ありがたいことです。
こんな風にして、僧侶も見えないところで、日夜研鑽を積んでいるんですね
(余談ですが・・・ホントにごくまれに、「あんた、いい声しとるのん」と言われますが、それもこれも全部この会のおかげです・・・多謝)
私は個人的に「お経読み方練習会」というものに行っています。
これは毎月一回、豊橋市東郷町にあるお寺で開催されるもので、16:00~19:00の3時間(正座なので足が痛い・・・笑)、お経の読み方や法要についてお稽古をしています。
対象は基本的には”どすごいエリア”の曹洞宗僧侶が中心ですが、千葉や横浜と言ったご遠方より先生のご高名・お徳を慕って来られる方もいます。大体毎回10数人の方が参加されます。
この会に参加させてもらってから早6年ほどになりますので、当然ブログを始めてからも、この会には行っていたのですが、何分にもお通夜が入ったり、その日に葬儀があってこの時間には間に合わなかったりで、1時間程度で帰ってきてしまうということが多々ありました。ですから、この会のことは触れずにおりました。

今回、この会のご紹介をさせていただいたのは、もちろん、”僧侶の日常”を描く意味もありますが、この会は極めて特殊で、何と!今年の6月末から10日間ほど、ドイツに公演に行くことになっているのです。(ドイツ内3か所で、様々な宗教音楽が奏される公演にて法要をする予定)
ドイツですよ!豊橋のビアホールじゃなくて(・・・地元じゃない方、すみません)すごいですよね。詳細はまた折に触れて書いていきます。
さて、手前味噌な感じですが、この会は非常にハイレベルで、何といっても講師の先生(新城市のお寺の住職さん)に依るところ大。
師は仏教の知識も途方もなくすごいのですが、のみならず、当たり前ですが法要の作法や意義について明るい。お稽古の最初の15分ほどはフリートークといいましょうか、先生からイントロダクション的なお話があるのですが、これが毎度毎度素晴らしく、これを拝聴できるだけでこの会の価値がある、とさえ思えるほど。もちろん、学識だけではなく、僧堂(修行道場)の責任役もされていますので、実践という意味においても、です。
ちなみに、この会について初めて書きますので、少し詳しく書きますが、この会の正式名称は『吹霄会』(すいしょうかい)といい、詳しく言うなら”曹洞宗の法式(ほっしき)・声明(しょうみょう)を習う会”ということになります。
法式というのは、形のまとまった儀礼や所作というくらいの意味かな。卑近な例で言えば、歌舞伎などの”演目”のようなもので、『勧進帳』と言ったら主役もストーリーも何となく分かるじゃないですか。そんな具合で一つの演目に対し、所作やお経の流れが決まっているのです。
声明、というのは普通「せいめい」と読みますが、私たちは「しょうみょう」とよび、意味も違います。ごく簡単に言うと”節つきのお経”とか”メロディのあるお経”というような意味で、もちろんこれは仏様を礼賛し、お讃えして唱えるということです。
これがまた難しいんです・・・。一番最初は声の出し方から教えられますから。それも非常に理論的なメソッドに基づいて。これが先生の凄いところなんですよね。
普通、所謂”お家芸”的な一子相伝の芸能のようなもの、例えば歌舞伎だとか茶道だとかはイメージ的に”言葉にできないもの””習うより慣れろ”的な学習法だと思いがちです。そんな先入観は誰しも持っていると思うのですが、この会はどちらかというと真逆。メソッド、と書いたのはおおげさじゃないんです。
特にメロディ付のお経については、オリジナルの五線譜(のようなもの)を使用してお稽古します。先生の、オリジナルだと思います。この会以外では見たことがありません。
本当に有り難いことは、こんな素晴らしい研修会が、”自転車で行けるような距離のお寺”で、”毎月行われている”という事。ありがたいことです。
こんな風にして、僧侶も見えないところで、日夜研鑽を積んでいるんですね

(余談ですが・・・ホントにごくまれに、「あんた、いい声しとるのん」と言われますが、それもこれも全部この会のおかげです・・・多謝)